昨年度,環境制御機器を導入した上田秀樹さん(北広島町本地)は,ビニール開閉の自動化や加温機等の設置及び環境モニタリング(温度,湿度,CO2,日射量)を行うことで,ミニトマトの生育適温内で管理できる条件設定を検討しています。
本年度は,加温栽培で3月4日に定植し,産地で最も早い5月12日からの出荷となりました。
上田さんは,「栽培期間が拡大したことで,年2作栽培が可能となり,障害果も減って単収向上に繋がっている」と本技術への手応えを感じています。
今年から,新たに密植栽培にも取り組んでおり,当所は,新技術の栽培技術構築と単収向上を支援していきます。
(西部農業技術指導所)
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