4月に入り,ナシの満開期を迎えている農事組合法人世羅幸水農園が,試験的にドローンによる溶液授粉を行いました。
毎年,当農園ではミツバチを放して授粉を行っています。しかしながら,温暖化の影響により開花が早まる中,日中の気温が低いとミツバチの働きが鈍く授粉が不安定になるという問題が生じています。
まだまだ全国的にも事例が少ないドローンによる溶液授粉ですが,花粉付着率や着果率,収穫物の調査等を実施して,天候に左右されにくい技術として将来的な可能性を検討していく予定です。
(東部農業技術指導所)
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