5月18日,三原市久井町の(株)アグリック明豊(代表取締役:田坂友彦)で水稲鉄コーティング種子のドローン直播試験を実施しました。
品種は「あきさかり」で,約35aのほ場の播種,除草剤散布を約1時間程度で終えました。
当該法人は,現在,約40haの水稲経営を行っていますが,更なる規模拡大のためには,複数の作業が同時進行する春作業の労働ピークの分散・平準化が課題であるため,育苗が不要となる直播に大きな期待を寄せています。
今後,水管理労力の負担軽減を目的に,水位センサーを活用した“田越し灌漑”による省力効果の検証も予定しており,関係機関では中山間地域における水稲大規模経営のモデル育成に向け,様々な角度から支援を行うこととしています。
(東部農業技術指導所)
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