5月24日と25日にかけて,西城町野菜生産協議会ヒバゴンネギ部会は,県内で初めて低濃度エタノール利用の土壌還元消毒による土壌病害対策の実証試験に取り組みました。
産地では,平成29年ごろから萎凋病などの発生が顕著となったため,薬剤消毒やふすま利用による土壌還元消毒を行っており,一定の効果はあったものの,消毒効果の持続性や生産者への作業負担等の面で課題が残っていました。
この新しい技術では,ほ場深層部の消毒効果だけでなく,その持続性や作業負担の軽減が期待でき,さらに,薬剤を使用しないことによる環境への配慮も可能となるため,導入に向けた検討を進める予定です。
(北部農業技術指導所)
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