4月7日,(農)世羅大豊農園でドローンを使って,なしの花粉を散布し人工授粉の効果を確認する試験を実施しました。
近年,温暖化の影響により開花はますます早まる傾向にあります。しかし,三寒四温というようにこの時期はまだまだ寒い日も多く,開花時に受粉を助けるハチなどの虫が飛ばずに結実不良に陥るリスクが懸念されます。対策として,作業員が花一つずつ丁寧に人工授粉することも考えられますが,花が咲いている短期間の間に,世羅町内にある100ha近くのほ場で行うのは非常に困難です。
そのため,今年度から取組を開始した「ひろしま型スマート農業プロジェクト(愛称:ひろしまseed box)」の一環として,今回の試験を行いました。今後,実の着き方など効果等を検証していく予定です。
(東部農業技術指導所)
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