福山市のびんご畳表の若い担い手である高田圭太郎さんが、5月16日(火曜日)から『いぐさ』の倒伏防止を目的とした網かけを開始しました。
昨年の干ばつで苗確保が難しく、栽培面積は10aとなりました。
現在、びんご畳表の原料となるいぐさを備後地方で栽培している生産者は数名で、高田さんが唯一の個人生産者です。当面、50aまで栽培面積を拡大し経営を安定させるとともに、一緒に稼げる仲間を作りたいと意欲的です。
草丈を1.4mまで伸ばし、7月に刈取り、泥染め、乾燥、1年ねかせて来年の冬に自ら畳表を織り、販売する予定です。黄金色に輝く丈夫な“びんご畳表”を待ち望んでいる販売先や地域から、大いに期待されています。
(東部農業技術指導所)
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