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【4/中~4/下】低温に伴う農作物の被害軽減対策

印刷用ページを表示する掲載日2020年7月1日

作 物

対 策

水 稲

〇育苗中の苗については,気温の変化に注意し,育苗ハウス等の温度管理を徹底する。

〇気温や天候が変わりやすいとき,生育が停滞気味のとき等に苗立枯病等が発生しやすいので注意し,発生した場合は防除等適切な管理を行う。

<緑化期から硬化期の温度管理>

 

緑化期 (出芽後1葉期まで)

硬化期

20~25℃

15~20℃

15~20℃

10~15℃

*硬化期は徐々に外気に慣らしていく。

 

〇移植作業については,活着適温に配慮し,気温及び水温が十分上昇してから作業を行う。

〇出穂後の開花期が「赤かび病」の防除適期となるため,生育状況に注意し適期防除に努める。

果 樹

〇夜間から早朝にかけて低温となり降霜が予想される場合は,防霜ファンやスプリンクラー,固形燃料燃焼法(燃焼させる場合は周囲の環境等に十分配慮する。なお,燃焼法を行う場合は、事前に管轄の消防署等に届け出をする必要がある。)等により防霜に努める。

〇蕾,開花期に霜害を受けた場合は,残存花への人工授粉を徹底し,結実の確保に努める。

〇幼果期に霜害を受けた場合は,被害果が確認できるようになってから摘果を行う。

〇結実量が少なくなった樹は強勢となる場合があるので,枝管理や施肥管理に注意する。

〇病害が発生した場合は,防除等適切な管理を行う。

野菜・花き

〇ビニールハウス等では,保温効率を高めるためビニールの破損や隙間等がないよう点検し,必要があれば補修する。

〇また,晴れた日の日中の高温に注意するなど,温度管理を徹底する。

〇無加温ハウスでは,夜間の低温が予想される場合は,日中の換気を早めに止め,ハウス内の保温に努める。

〇病害が発生した場合は,防除等適切な管理を行う。

 

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