「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動
「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動
広島県では、平成8年ころから街頭での強盗、ひったくり、自転車盗難、車上ねらいなどの身近な犯罪や高齢者を対象とした犯罪が増加し始め、平成13・14年には、年間の刑法犯認知件数が戦後最多の約6万件となりました。
こうした状況を踏まえ、犯罪からの安全を取り戻すために、「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動を展開し、「犯罪の起こりにくい広島県づくり」を目指すこととしました。
「犯罪の起こりにくい広島県づくり」は、県行政や警察だけでなし得るものではなく、県民、事業者、ボランティア、関係団体、市町など多様な主体がそれぞれの役割を担って行動し、お互いがパートナーとして協働した取組を進めていくことが必要です。
このため、平成15年1月1日、安全な県民生活の実現を目的として、「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例を施行し、以降、多様な主体が協働・連携した取組を継続実施しています。
「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例
犯罪の起こりにくいまちづくりに向けた、県、県民及び事業者の責務を明らかにし、それぞれの連携の下に安全な県民生活の実現を図ることを目的として、「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例を施行しています。
しかしながら、令和の時代に移りましても、高齢者を狙った特殊詐欺や、主に女性が被害者となる性犯罪、ストーカー・DV事案のほか、悪質・巧妙化するインターネット利用犯罪が依然として発生しており、県民の不安を一掃するまでにはいたっていません。
そこで、県民の防犯意識を高め、自主防犯などの対策を促進するため、「子ども、高齢者、女性等の安全確保」、「インターネットの利用に係る犯罪被害の防止」を目的として、「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例の一部を改正しました。
- 「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例の概要
- 「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例の一部改正について
- 「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例(条文)
- 新旧対照表 (PDFファイル)
- 「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例の一部改正のチラシ (PDFファイル)
また、この条例に基づき、「子ども、高齢者、女性等の安全確保」、「インターネットの利用に係る犯罪被害の防止」、「道路、公園、駐車場及び駐輪場」、そして「住宅」に関する防犯指針を策定しています。
「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プラン
この運動を総合的かつ計画的に進めるために、広島県では、平成15年から3~5年間を計画期間とするアクション・プラン(行動計画)を策定し、各目標の達成に向けた取組を推進しています。
現在は、第5期(令和3年からの5年間)行動計画である「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プランに基づき、「住む人 来る人 誰もが 日本一の安全安心を実感できる広島県の実現」を運動目標として、「安全安心なまちづくり」と「安全安心をもたらす警察活動」を両輪とした取組を進めています。
広島県「減らそう犯罪」推進会議
犯罪の起こりにくいまちづくりを推進するため、「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例第6条に基づき、広島県「減らそう犯罪」推進会議を設置しています。
「減らそう犯罪」キャンペーンロゴ
「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動の普及を図るため、「減らそう犯罪」キャンペーンロゴを作成しています。
ロゴのキャラクターは、「人の手」「もみじ」をイメージしており、「手の重なり」は犯罪を減らすために取り組む様々な主体の「連携」を表しています。
「減らそう犯罪」に取り組まれておられる方なら、個人・団体を問わず、どなたでもお使いいただけます。(例:地域安全ニュースや防犯パトロールグッズなどへの印刷など)
■使用方法
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