◆かけがえのない存在であると子どもに伝わっていますか?
◆親子の会話がありますか?
◆子どもに寂しい思いをさせていませんか?
◆素行不良者との関わりを避けるため、生活や交友関係、インターネット使用のルールを家庭で決めていますか?
~薬物依存症の背景には多くの場合、家族の問題があります。~
子どもにこんなサインがあったら要注意!
- 帰りが遅くなる
- 子ども部屋に大人を入れたがらない
- 外泊が多くなる
- 交友関係が大幅に代わり、友人を紹介しない
- 金遣いがあらくなる
- 夜中に出歩くことが多くなる
- 極端に痩せる
- 目が焦点を失う
- 手指がふるえる
- 怒りっぽくなる
- 親を避ける
このようなサインは、子どもが悩みを抱えていたり、非行・薬物依存に関係しているときにあらわれます。子どもからのサインに気をつけて、日ごろから子どもと話ができる雰囲気をつくっておくことが大切です。
No!と言えるようにするための10か条
- 喫煙・飲酒や薬物の危険性について子どもと話し合う。
- 子どもの話をよく聞く。
話を聞こうとしていることを、言葉や態度で子どもに示してあげます。
- 子どもが自分に自信を持てるように、ほめる時はしっかりほめる。間違っている時は、一方的に子ども自身を責めるのではなく、子どもの話をよく聴き、それから間違った行為を正すように話す。
- 子どもと親が共に規範意識を高める。友達に引きずられることなく、強い気持ちを持ってNo!と言える勇気をもつために。
- 保護者が模範となる。
- 家庭内のルールを決めて、それを破った場合の責任の取り方も子どもに明確に示しておく。
- 子どもが興味や関心を持っていることを否定せず、とりあえずは関心を示し、内容に問題がないか親子で話し合う。
- 子育ては親同士の協力、学校・地域との連携が大切。
- 保護者自身が薬物乱用、飲酒、喫煙などについて正しい知識を持つこと。
- 子どもに家族の一員として責任をもたせ、居場所を尊重する。子どもの存在を心から喜び、受け入れる。