生物多様性基本法(平成20年6月制定)第13条に基づき,広島県では,広島県生物多様性地域戦略策定検討委員会を設置し,県内の生物多様性の保全を図り,総合的な施策を盛り込んだ,「未来へつなげ命の環!広島プラン~生物多様性広島戦略~」を策定しました。
本戦略は,「第3次広島県環境基本計画」を上位計画とし,その基本理念である「環境にやさしい広島づくりと次代への継承」を実現するための5つの施策の1つである「生物多様性の保全」を推進する個別計画として位置づけられます。
『生物多様性がもたらす,豊かな恵みを将来の世代に継承できる人間と自然が共生する社会の実現』
県民一人ひとりが生物多様性の重要性とその恵みを認識し,生物多様性に配慮したライフスタイルが社会に定着しており,生物多様性を地域資源として将来の世代に継承できる人間の社会経済活動と自然環境が調和する魅力あふれる地域社会が構築されることを目指します。
本計画の基本理念を実現するための目標達成に向け,戦略ごとに指標項目を設定し,5年ごとに指標値により達成度を評価し,その結果に基づき,行動計画や戦略を見直します。
絶滅種や絶滅危惧種が増加する中,効果的な対策を講じていくため,生物多様性多様性のモニタリング・評価手法及び体制を整備するため,「生物多様性モニタリング事業」を実施しました。
広島県生物多様性地域戦略の策定に向けて地域で活動をされている皆様のご意見を反映するため,平成24年8月4日・5日・10日の3日間,県内3箇所でワークショップを開催しました。
各会場の様子や内容はこちらから⇒生物多様性ワークショップの報告
広島県生物多様性戦略の策定に当たり,平成25年1月21日から平成25年2月4日まで「広島県生物多様性地域戦略(仮称)」(案)に対するパブリックコメントを実施し,その結果8名・1団体・26件のご意見を頂きました。
貴重なご意見ありがとうございました。
今回寄せられたご意見とこれに対する県の考え方を公表します。
県民の皆さんから寄せられたご意見は,生物多様性広島戦略の策定の参考とさせていただいたほか,今後行動計画に沿って施策を進めていく上で,参考にさせていただきます。
パブリックコメントに寄せられたご意見とそれに対する県の考え方 (Wordファイル)(138KB)
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