令和5年11月12日(日曜日)、ピースストック78’にて薬物乱用防止啓発活動が行われました。
薬物乱用防止啓発うちわを3,000枚配布しました。
募金や啓発に御協力してくださった皆様、ありがとうございました。
ダメ。ゼッタイ。君 | 啓発活動 |
薬乱啓発ブース(1) | 薬乱啓発ブース(2) |
薬乱啓発ブース(3) | 薬乱啓発ブース(4) |
近年、全国で若年層での大麻乱用者が増加傾向にあり、特に30歳未満の検挙者の割合が全体の約7割を占める等、深刻な状況となっています。
大麻の花や葉には、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という脳に作用する成分が含まれており、特に成長期にある若者の脳に対して悪影響が大きいことが判明しています。しかし、若年層の約8割が大麻の危険性を軽視し、友達等から「誘われて」大麻を使用しています。また、大麻に関する情報がインターネットやSNS等で簡単に入手できる環境にあることも大きな要因となっています。本県においても、全国と同様の傾向がみられ、未成年者の検挙者も増加しています。
そこで、今回、ライブイベント「PEACE STOCK 78’HIROSHIMA 2023」(主催:PEACE STOCK実行委員会)の会場で、大学生の広島県ヤング薬物乱用防止指導員と共に、覚醒剤・大麻等の薬物乱用に関する正しい知識の普及・啓発活動を実施します。若い大学生による呼びかけの声が、大麻乱用者が増加傾向にある同じ世代に届くことを狙いとしています。
※薬物乱用防止啓発活動は、10時半から17時まで実施
※ 国連支援募金:開発途上国等で薬物乱用防止活動に従事している民間団体(NGO)の活動(薬物乱用防止教育、代替作物プロジェクト等)の支援に使用。
広島県ヤング薬物乱用防止指導員、ライオンズクラブ国際協会336-C地区(広島県)、広島県健康福祉局薬務課
なお、当日は広島県ヤング薬物乱用防止指導員を含めた県内の大学生がボランティアとして参加します。
広島県では、若年層の薬物乱用防止を目的に、「薬物乱用防止教育認定講師養成講座」を受講し、「大学生薬物乱用防止教育認定講師」として認められた大学生を「広島県ヤング薬物乱用防止指導員」として委嘱しています。令和5年11月現在、6大学39名が委嘱されています。