広島県では、みなさんに大麻・けしに関する正しい知識を持って頂き、不正な栽培および自生の大麻・けしを除去して、その撲滅を図る運動を行っています。撲滅に御協力ください。
大麻・けしについて、分からないことがある場合には、県庁薬務課または最寄の保健所・支所まで、ご相談ください。
20歳代を中心として、依然として乱用目的で不正に大麻を栽培する者が後を絶たない状況にあり、大きな社会問題となっております。
また、けしは、花が美しいため、違法と知らずに庭先などに植えてあることが散見されています。
このため、本県では、不正栽培、さらには自生している大麻やけしを撲滅するため、これらの大麻やけしの発見、除去及び大麻やけしに関する正しい知識の普及のための啓発活動を行っています。
幻覚を引き起こす成分が含まれているため、大麻取締法により、栽培や所持が厳しく規制されています。
大麻は、全国的に、昔は繊維をとる植物として利用されてきたことから、種が絶えず自生しているものも多くあります。
(特徴)
・葉は3~9枚の小葉が集まった手のひら状で、葉の付け根が一点でつながっている。
・葉全体の大きさは10~20cm、成長した茎は太くまっすぐ立ち、浅い縦筋が通っている。
・大きいものは、草丈が3mにもなるが、種子をつけたあとは枯れてしまう。
春から夏にかけて色鮮やかで美しい花を咲かせますが、麻薬の成分が含まれているため、あへん法や麻薬及び向精神薬取締法で、一般には栽培が禁止されている種類(植えてはいけないけし)があります。
植えてはいけないけしは、中国四国厚生局長の許可を受けずに栽培すると罰せられますが、花が美しいため、違法と知らずに庭先などに植えてあることが散見されています。
植えてはいけないけし…ソムニフェルム種、セティゲルム種、プラクテアツム種
植えてもよいけし…おにげし、ひなげしなど
(特徴)
・茎が太く、葉・茎・つぼみの表面には、ほとんど毛がない。
・葉は,まわりの切れ込みが浅く、茎を抱き込んでいる。
・前面にロウ質を持っているため、白っぽい緑色をしている。
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