令和元年10月17日(木曜日) 9時30分~16時45分
広島県立教育センター 大会議室
県内高等学校及び特別支援学校(高等部)における道徳教育を主に担当する教師(道徳教育推進教師)等
広島県立教育センター 企画部 指導主事 江川 真由美
これからの時代を見据えながら,学校教育全体を通じて行われる高等学校の道徳教育について,小・中学校の道徳科の内容も交えながら御講話いただきました。
【講師】 国立教育政策研究所 教育課程調査官 飯塚 秀彦
【講義・協議の様子】
【講義内容】
1 子供たちが生きる未来
2 高等学校における道徳教育
3 道徳教育推進教師の役割
広島県教育委員会 義務教育指導課 指導主事 渡辺 剛
【渡辺指導主事 説明】
【説明内容】
1 高等学校における道徳教育とは
2 本県の高等学校等における道徳教育の現状
3 本県の道徳教育の充実に向けて
広島県立黒瀬高等学校 教諭 森 真弓
【森教諭 実践発表】
これまでの講義の内容を踏まえ,高等学校の道徳教育の充実に必要な全体計画の見直しについて,各校から持参した道徳教育の全体計画を活用して協議しました。
【協議の様子】
講義,実践報告を通して学んだことを踏まえ,高等学校における各教科等及び中核的な指導場面である特別活動(ホームルーム活動)等において,それぞれの特質に応じて人間としての在り方生き方を考えさせる授業等をどのように実践するかについて協議を行いました。
【演習・協議の様子】
○道道徳教育の推進の見地から,学校行事の見直しや振り返りを,事前事後を含め効率的に行うことで,子供たちの道徳性を養われるというお話が参考になりました。学校行事のやりっぱなしで終わるはもったいないと感じました。すぐに取り入れて実践したいと思います。
○道徳教育の全体計画を,他の学校と比較することで改善すべきことがよく分かった。全体計画を活用できるよう,つながりがすぐ分かるような改善をしていきたいと思う。黒瀬高等学校の取組は素晴らしく,資料はとても参考になりました。
○道徳教育は学校教育全体を通じて行うことになっているが,日々授業をする中で忘れてしまいがちになる。改めて学校教育全体を通じて行うこと重要性に気付かされた。