直近の感染状況については、前週比が、本日(9/13)まで17日連続で「1」を下回り、新規感染者数は減少傾向が継続しています。減少傾向の継続から、感染はピークアウトしたと判断しています。
今後の感染状況の推移について、9月6日にお示ししたシミュレーションに、実測を反映しました。
参考:令和4年9月6日新型コロナウイルスの感染状況等について (PDFファイル)(219KB)
今回のシミュレーションでは、本県の過去の感染の波(今年の1月から3月にかけて、今年のゴールデンウイーク以降、昨年の夏)の、それぞれの減少スピードを参考に条件を設定しています。今後、9月下旬の三連休で一時的に増加したとしても、減少傾向は継続する見込みです。一方で、9月下旬においても第6波の最大の感染レベルと同程度となり、依然として感染レベルは高いです。
入院患者数の推移について、9月6日にお示ししたグラフに直近の実績を反映しました。
参考:令和4年9月6日新型コロナウイルスの感染状況等について (PDFファイル)(219KB)
緊急フェーズ2の病床使用率について、9月7日に50%を下回り、そこから安定して50%を下回って推移しています。また、病床フェーズを見直し一般フェーズ4の574床に確保病床を減らした場合であっても、10月1日時点での病床使用率は5割(287床)以下になる見通しです。
病床確保については、病床フェーズを引き下げます。8月24日には最終フェーズである緊急フェーズ2に引き上げて、一般医療を一部制限してコロナ病床を確保していました。
今回、一般医療への影響を最小限にするため、10月1日から一般フェーズ4の574床まで引き下げることとします。なお、医療機関の対応に2週間程度は要することから、引き下げは10月1日として、9月26日以降、準備の整った病院から随時変更することとします。
感染状況は減少傾向が継続してピークアウトしたと判断しており、一般医療と両立可能な病床となる見込みが立ったことから、9月13日をもって、医療非常事態警報は解除します。
県民の命と健康を守るために奮闘いただいている医療や介護に関わる皆様、感染防止対策に取り組んでいただいているすべての県民の皆様に、感謝申し上げます。引き続き、県民の皆様には「限りある医療資源の適正利用」や「基本的な感染防止対策」に取り組んでくださるようお願いします。
「基本的な感染防止対策」として、ワクチン接種へのご協力をお願いします。
65歳以上の方々へのワクチン4回目接種が進んでいますが、その効果が表れていると考えます。 また、若い世代の方々においても、重症化率等には大きな違いはみられませんが、入院が必要となる割合は低くなることが期待できます。3回目接種がまだの方は、ぜひ検討をお願いします。
医療非常事態警報を解除しましたので、基本的な感染対策を行っていただいた上で、中国・四国ブロックを対象とし、9月15日から、やっぱ広島じゃ割を再開いたします。(※愛媛県は9月17日から対象)
なお、利用の際は、ワクチン接種歴3回又はPCR検査等の陰性確認が必要です。
医療非常事態警報は解除できましたが、依然として医療に負荷はかかっているため、必要な方に医療を提供できるよう、引き続きご協力をお願いします。
行楽シーズンとなり、やっぱ広島じゃ割を活用して旅行を楽しまれる方も多いと思いますが、今後はお一人おひとりの感染防止対策がより重要になります。旅行中や、車で移動中も定期的に換気をするなど、旅先でも感染対策をお願いします。
引き続き、県民の皆様一人ひとりが、できることにしっかり取り組んでくださいますよう、改めてお願いいたします。
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