令和5年8月29日(火曜日)13時00分~16時30分
西部会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(ひと・まちプラザ) 研修室A・B
芸北会場:北広島町まちづくりセンター 第2研修室
東部会場:広島県尾道庁舎 第3会議室
北部会場:広島県三次庁舎第3庁舎 601会議室
オンライン:Zoom
本講座は6月29日(金曜日)に開催した第1回(兼)理解促進研修に続き、県内4会場同時開催のため、開講あいさつは西部会場から全会場へ配信しました。
開講あいさつでは、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進のためには、本講座を受講いただいている皆様の役割や、社会に開かれた教育課程の実現に向けた活動プランの企画・運営のノウハウを学んでいただくことが重要であることについてお話をしました。
その他、第2回から受講いただいている方もおられることから、司会者の方から第1回の講座(兼)理解促進研修の内容や様子について振り返りを行い、講座がスタートしました。
講師:広島県教育委員会事務局 義務教育指導課 指導主事 住田 佳子
講義の様子は東部会場から、西部・芸北・北部の各会場へオンラインで配信しました。
講義では、社会に開かれた教育課程の実現に向けた3つのポイント「より良い学校教育を通じて、より良い社会を創るという目標を学校と社会が共有すること」「これからの社会を創り出していく子供たちに必要な資質・能力が何かを明らかにし、学校教育で育成すること」「地域と連携・協働しながら目指すべき学校教育を実現すること」をもとにして、県内の取組の具体的な事例も踏まえながら分かりやすくお話をしていただきました。
受講者の方は、「地域の中でどのような子供たちを育てていきたいか」をイメージしたり考えたりしながら、地域とともにある学校づくりについて学びました。
講師:一般社団法人まなびのみなと 代表理事 取釜 宏行
演習支援:広島県教育委員会事務局 義務教育指導課 指導主事 住田 佳子
講義・演習も東部会場から各会場へ配信するとともに、講師を支援する形で指導主事が入り、進行しました。また、各会場においては、指導主事や社会教育主事が演習の支援を行いました。
はじめに、講義の中で活動プラン作成の基本を学ぶとともに、個人で育てたい児童・生徒像や育成したい資質・能力、そして地域の学びの素材を整理・分析していきました。
次に、グループに分かれて校種・学年や教科・時間帯を検討し、教育課程の中に位置づけた具体的な活動プランの作成・検討を行いました。
その後、ワールド・カフェやオンラインでの発表を通して、それぞれの活動プランを交流し、地域学校協働活動コーディネーターとして、実際の活動の場で実践するためのノウハウやヒントを学び合いました。
講師:広島県教育委員会事務局 義務教育指導課 指導主事 山口 洋平
講義は、オンラインで各会場へ配信しました。講義では、域学校協働活動コーディネーターとして、今後初めて学校に入って活動される方もおられることから、子供の発達課題についてお話をしていだきました。子供たちが抱えている困難さを実際の場面で背景を考え、特別支援教育の現状をはじめ、自閉症や情緒障害、注意欠陥多動性障害といった障害の特性について学びました。また、子供たちが抱えている困難さをさらに理解するため、実際の場面を例示していただき、具体的な対応方法を教えていただきました。
第2回の講座も140名を超える方に受講していただきました。各会場においては、グループワークにおいて職種や立場を超えて活発な意見交流や議論が展開されていました。
地域学校協働活動コーディネーターとして、一人でも多くの方が地域と学校をつなぐ要として、その役割を果たしていただきたいと考えています。
第3回の講座は11月21日(火曜日)に開催します。
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