令和5年11月21日(火曜日)13時00分~16時30分
西部会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(ひと・まちプラザ) ギャラリーA・B
芸北会場:北広島町まちづくりセンター 第1研修室
東部会場:広島県尾道庁舎 第3会議室
北部会場:広島県三次庁舎第3庁舎 601会議室
オンライン:Zoom
本講座は8月29日(火曜日)に開催した第2回に続き、県内4会場同時開催のため、開講あいさつは東部会場から全会場へ配信しました。
開講あいさつでは、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進のためには、地域と学校をつなぐ要ととなる地域学校協働活動コーディネーターが役割を果たすとともに、教育課程の充実改善のための学校運営協議会の役割や実際のプロジェクトを進める上でのマネジメント方法を学んでいただくことが重要であることについてお話をしました。
その他、司会者の方から第3回の講義や演習の主な内容や流れについて説明を行い、講座がスタートしました。
講師:特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事 竹原 和泉
講義の様子は西部会場から、芸北・東部・北部の各会場とオンラインでの受講者の方へ配信しました。
講義では、学校と地域が一体となって子供の学びをつくっていくことの大切さについてお話をしていただきました。そのためには、現状を把握して子供の学びを可視化するとともに、学校運営協議会で熟議を行うことが必要であり、教育課程をものさしとしたカリキュラム・マネジメントについて説明をしていただきました。また、小学校、中学校、高等学校の学びの連続性を意識することについても事例を踏まえながら分かりやすくお話をしていただきました。
受講者の方は、自身が関わっている、関わろうとしている地域や学校をイメージしながら教育課程の充実改善に向けて学びを深めました。
講師:特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事 竹原 和泉
全3回にわたって開催した講座のまとめとなる演習です。西部会場から各会場へ配信するとともに、各会場では指導主事や社会教育主事等がグループの支援に入りながら進行しました。
はじめに、講義を踏まえて地域と学校が連携・協働しながら行っている子供たちの学びについて、小学校、中学校、高等学校の各学年及び各教科等の一覧表に付箋で示しながら可視化をしていきました。
そして、グループごとに「学校と地域をつなぐポイント」と「CSで教育課程を充実させるときの課題」について整理していきました。
その後、グループ同士で意見交流を行い、ポイントや課題について各会場から出た意見について、全体で共有しました。
講師:広島県教育委員会事務局 学校経営戦略推進課 管理主事 西山 秀一
学校と地域で子供たちの学びをつくっていくためには、学びの連続性を意識することが大切です。本講座のを受講者の多くの方が小学校や中学校といった義務教育に関わっておられることもあり、学びの連続性の観点から県内の県立学校で進めているコミュニティ・スクールや地域学校協働活動の一体的推進の取組について、事例を踏まえながら説明していただきました。
全3回の講座では、延べ400人を超える方に受講をしていただきました。各回において、職種や立場を超えてコミュニティスクールと地域学校協働活動の一体的な推進に向けて、活発な意見交流や議論が展開されていました。
今年度本講座を受講された方が、地域学校協働活動コーディネーターとして、地域と学校をつなぐ要として、学校と地域でつくる子供たちの学びの実現に向けて、その役割を果たしていただきたいと考えています。
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