地域の教育力向上（地域学校協働活動推進事業）

事業目的 

　地域全体で子供たちの成長を支えるため，地域と学校が連携・協働し，地域の教育力の向上及び地域の活性化を図ります。
　本事業は，国庫補助事業です。【補助率】国1/3　県1/3　市町1/3　（※政令指定都市，中核市は国1/3，市2/3）

事業内容

県における取組

生涯学習課
◆推進委員会の設置　地域学校協働活動の推進方策，安全管理方策，広報活動方策，研修内容の充実等の検討

広島県立生涯学習センター（ぱれっとひろしま）
◆指導者研修会の実施　地域学校協働活動推進員やボランティア等の資質向上や情報交換等

・地域と学校の連携・協働体制構築研修会（兼）地域学校協働活動推進員等研修会
・協働活動支援員・協働活動サポーター等研修会
・ワクワク学び隊実践交流会（兼）地域学校協働活動推進員等研修会

◆大学生ボランティアチーム「ワクワク学び隊」の派遣　大学への協力依頼，学生チームの募集と登録，派遣
　放課後子供教室，地域未来塾の活動内容の充実・活性化を図るとともに，大学生の社会貢献活動への参加の支援を目的と　して，大学生ボランティアチーム「ワクワク学び隊」を放課後子供教室等に派遣しています。
　【チームの構成】
県内の大学に在学している学生が複数人で構成
　【派遣先】
県内の放課後子供教室，地域未来塾
　【活動内容】
実験，書道，工作，音楽，英会話，レクリエーション，学習支援等

指導者研修会	推進委員会	「ワクワク学び隊」の活動	「ワクワク学び隊」の活動

市町における取組

地域学校協働活動

　地域全体で子供たちの成長を支えるため，地域と学校が連携・協働し，地域の教育力の向上及び地域の活性化を図ることを目的に，幅広い地域住民等の参画を得て行う教育活動です。
　→地域学校協働活動について（文部科学省HP）外部リンク

◆地域学校協働活動推進員の配置
　活動の企画・調整を行う地域学校協働活動推進員の配置により，地域と学校の連携を強化し，地域で子供を支える体制を整備します。 

◆地域と学校とが協働して行う教育活動
　地域の教育資源を活用した学習活動等を行います。
　【活動の例】
　・ふるさと発見学習（地域の伝統工芸の実習，郷土料理の調理実習）　
　・地域人材によるキャリア教育（地域特有の産業体験） 

◆市町の取組事例
　令和元年度廿日市市地域学校協働会議

放課後子供教室

 　「放課後児童クラブ」と連携し，放課後や週末，長期休業期間中等に，安全・安心な子供の居場所を設け，地域住民の参画を得て，学習やスポーツ・文化芸術活動，地域住民との交流等の活動を行っています。
　→放課後子供教室について（文部科学省HP）外部リンク

【対象】すべての小学生（幼児や中学生も参加可能）
【活動の例】
　・予習や復習，補習等の学習活動
　・スポーツや文化活動等の体験活動
　・華道や茶道等の伝統文化活動
　・昔遊びや工作等の様々な遊び
　・地域の大人や異年齢の子供との交流　
　→県内の取組事例
　→教室運営のための参考情報
※令和元年度計画実施数　187教室（20市町）

地域未来塾

　地域住民の協力により，学習習慣の定着を目的とした学習支援を実施しています。
　→地域未来塾について（文部科学省HP）外部リンク

【対象】すべての中学生，高校生（小学生も参加可能）
※令和元年度計画実施数　47教室（５市町）

表彰

• 広島県内の「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰

参考情報 

学校と地域でつくる学びの未来（文部科学省HP）外部リンク　

中央教育審議会（平成27年12月21日）
新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について（答申）