令和4年7月27日(水曜日)13時30分~15時45分
オリエンテーションでの開講あいさつでは,広島版「学びから始まる地域づくりプロジェクト」支援事業(以下「ひろプロ」という)については,県内全市町を対象とした研修会をはじめ,モデル市町におけるプロジェクトの検討や実施も併せて進めていただいており,本研修会を通して地域住民の主体的な学びをサポートし,地域課題の解決やまちづくりの推進等の施策や事業の実践へとつなげるコーディネートの知識や具体的な方法等を学ぶことの大切さを伝えました。
演題:「学びから始まる人づくり・地域づくり」
講師:広島修道大学 人文学部 教授 山川 肖美
講義では,「地域に学習活動や学ぶ場があることの意義」,「学びと地域づくりの関係」,「本プロジェクトの考え方,作り方」の三つを中心にお話をしていただきました。
講義の中では,チャット機能を活用して意見や感想を書き込むことにより,受講者の意見や感想も踏まえた上で,受講者同士の理解を深めることができました。
説明:広島版「学びから始まる地域づくりプロジェクト」支援事業の概要,プロジェクト課題の設定方法
説明者:広島県立生涯学習センター 社会教育主事
はじめに,「ひろプロ」支援事業の概要について説明を行いました。概要については,国や県の動向を踏まえて,指導者研修の実施やモデル市町の取組の支援等,本支援事業が求められる背景について,趣旨やコンセプト等を中心に説明しました。
その後,分析シートを活用した「プロジェクト課題の設定方法」について説明を行いました。内容としては,地域分析を踏まえ,地域課題を分析することから始め,行政計画や住民等のニーズ等に沿って,地域住民が学習すべき課題や地域が目指すべき方向性等を設定する方法を説明しました。
最後に,第2回以降の研修の進め方等を説明し,終了しました。