令和5年6月16日(金曜日)13時30分~16時40分
開講あいさつでは、広島版「学びから始まる地域づくりプロジェクト」支援事業の趣旨は、第4期教育振興基本計画に示されている、一人一人が自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、「持続可能な社会の創り手」になることを目指すという考え方に通じるものであることについてお話しました。また、人々の関係を共感的・協調的なものとするためには、社会教育による「学び」を通じて人々の「つながり」や「かかわり」を作り出し、協力し合える関係としての土壌を耕しておくことが求められていることについてお話しました。
アイスブレイクではグループに分かれて、自己紹介を行った後、本日の研修で学びたいことやそれぞれの施設で展開している事業、地域の様子等について交流しました。
説明:広島県立生涯学習センター 社会教育主事
説明では、これまでの国や県の動向について、答申等を踏まえて説明しました。また、本支援事業が求めれられる背景について、人づくり・つながりづくり・地域づくりの観点から公民館等の社会教育施設が「学びの場」の拠点としてプロジェクトを展開していくことが、これからの社会に求められていることについて説明しました。
講師:広島修道大学人文学部 教授 山川 肖美
講義では、学びと地域づくりの関係や学習活動が学ぶ場であることの意義、学びから始まる地域づくりプロジェクトの考え方とつくり方の基本を中心に講話がありました。学びは個人の幸福感や生活満足度の向上につながるものであり、町や地域の活気となることについて説明していただき、支援事業の効果的な活用について考えることができました。
はじめに、個人ワークとして、受講者の勤務先等の地域について、必要課題(地域課題・社会課題等)と要求課題(住民のニーズ等)を演習シートに整理しました。
次に、それらをもとにプロジェクト課題(地域住民が学ぶべきこと、地域が目指す方向性等)について、課題を達成するために必要な講座や事業、ヒト、モノ、コトも踏まえて検討しました。
最後にグループごとに分かれて、演習シートに整理した内容について交流しました。
受講者の代表の方に、グループでの話し合いの様子について発表をしていただきました。その後、講師から、全体を通しての総括をしていただきました。
第2回以降は、各市町の要望に応じて開催する予定です。
R5広島版「学びから始まる地域づくりプロジェクト」支援事業推進研修振り返りアンケート集計 (PDFファイル)(286KB)
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