まず最初にアイスブレイクを兼ねて,「冬休みにしたいこと」と「自己紹介」をしました。初対面の人ばかりのため,初めは少し緊張した様子がうかがえました。「冬休みにしたいこと」では,時間に余裕があるので旅行をしたいという話も聞かれました。
自己紹介の後,それぞれのチームの紹介をしました。チームによって構成や「ワクワク学び隊」として活動するようになった経緯も違い,バリエーションに富んでいました。「ワクワク学び隊」の活動以外にも子供たちと関わる活動をしているチームが多く,子供を取り巻く環境が,新型コロナウィルスの影響から回復しつつあるのを感じました。
「ワクワク学び隊」の派遣状況等について次の4点について説明しました。
・5市町(大竹市,熊野町,三次市,府中町,庄原市)から派遣依頼が来ており,12月現在で13回の派遣を行っている。
・派遣依頼があった場合,条件に合う又は条件に近いチームにメールで案内させてもらっている。これまで同様,期日までの回答をお願いしたい。
・市町の担当課職員及び当センターで活動内容等についてフォローするので,都合が合えばぜひ活動してもらいたい。
・一方で,「ワクワク学び隊」は市町からの依頼に応じて大学生の皆さんを派遣するという流れになっているため,今年度については,活動を希望しているのにその機会がないということも考えられる。来年度以降,新型コロナウィルスの状況によっては派遣依頼が今年度より増えることが予想されるので,来年度も引き続きエントリー(登録)をしてほしい。
交流会では,まず,今年度行った活動について紹介しました。
ペットボトルやトイレットペーパーの芯を活用した工作を行ったチーム。タングラムを使ったパズルに取り組んだチーム。浮沈子を使った科学実験に取り組んだチームなどがあり,バラエティーに富んだ活動紹介になりました。また,夏休みに活動したチームは,宿題等のサポートも行い,幅広く活動している様子がうかがえました。
その後の意見交流では,それぞれの活動内容について質問したり,今後の活動への思いを話したりしました。「リサイクルやSDGsにつなげようと思った,また機会があれば参加したい」,「夢中になる活動は子供によって違い,それぞれで楽しんでいる姿が印象に残っている」,「子供たちの反応を直に感じることができ,自分たちの改善点や子供が持つ視点や考え方に気づくことができた」等の意見が聞かれました。
今回の交流会での学びを,今後の皆さんの実践に活かしてもらえることを期待しています。