市町の研修担当者と連携・協働し、市町が実施する地域課題に対応した研修等の企画・運営を支援しています。
支援した研修の様子の一部を紹介します。今後の研修事業の企画・立案の参考にしてください。
市町 | 関係職員等研修 | 社会教育委員研修 | その他 |
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広島市 | 社会教育専門研修 | ||
呉市 | まちづくりセンター職員研修会 第1回 第2回 |
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竹原市 | 地域交流センター職員研修会 | 尾三地区公民館連合会公民館職員等研修会 | |
三次市 | 三次市社会教育委員研修会 | ||
府中町 | コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進に関する研修会 | ||
熊野町 | 熊野第三小学校 熊野東中学校 |
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広島矯正管区 | 再犯防止×地方創生ワークショップ型研修 |
研修のねらい
○公民館及び公民館類似施設は、学習機会を企画・提供する学習拠点であり、また、地域づくりを進める地域活性化の拠点であることを認識し、市町の枠を越えて人や情報のネットワークづくりを進めるとともに、関係職員の資質の向上を図る。
受講者
竹原市、三原市、尾道市、世羅町、大崎上島町の公民館等職員(41名)
日時 | 内容 |
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3月11日(月) 13:30~15:30 |
○講義・協議 |
※講師の渡邊氏から、これまでの学校現場や教育行政等の様々な経験や体験を踏まえて、学校教育、社会教育のそれぞれの視点から公民館と学校が連携・協働した取組のコーディネートの在り方について説明していただきました。また、東日本大震災での経験を踏まえ、防災の視点を踏まえた公民館や学校の運営や連携・協働についても助言をいただきました。
※意見交流では、「等話」の手法を活用し、受講者同士で自市町や自地域での取組の充実に向けて、現状や実情を踏まえながら話合いを行いました。
研修のねらい
○これからの生涯学習振興・社会教育行政等に期待されている役割や、職員が身に付ける必要がある基本的な資質・能力について理解する。
○事例発表を通して、取組について情報を交換し、魅力や活気のある運営の工夫について考える。
受講者
地域交流センター職員(22名)
日時 | 内容 |
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5月16日(火) 10:00~12:00 |
○講義 |
※広島県立生涯学習センターから、国・県の動向やこれからの生涯学習振興・社会教育行政関係職員に求められる役割等について講義をしました。
※取組事例発表では、地域の高校生が参画したプロジェクトの運営を中心に、企画や運営のノウハウについてお話をしていただきました。
※演習(意見交流)では、講義や取組事例発表を踏まえ、地域交流センターの事業の企画や今後の運営について、交流しました。
研修のねらい
○社会教育委員の役割とCSと地域学校協働活動の一体的推進について理解を深める。
○意見交流を通して、現在の取組状況や今後の取組について情報を交換し、社会教育委員として地域学校協働活動への参画について考える。
受講者
三次市社会教育委員(13名)
日時及び内容
日時 | 内容 |
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9月19日(火) 18:30~20:00 |
○講義 |
※広島県立生涯学習センターから、「第4期教育振興計画を踏まえたこれからの生涯学習・社会教育の役割」や「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」等について講義をしました。
※演習(意見交流)では、県内の様々な事例・三次市におけるコミュティ・スクールの取組の現状を踏まえて、社会教育委員としてできることについて協議しました。情報発信・人材発掘など様々な視点から、社会教育委員としての今後の展望について意見交流がなされました。
※参加者から、研修会の感想をお聞きました。
・社会教育委員のネットワークを活用して、学校と地域をつなぐ枝を増やしていきたい。
・学校に行って先生と話すなど、どんどん学校へ行きたいと思う。
・KJ法による協議はグループの方々のいろいろな意見が聞けて大変参考になった。
研修のねらい
○様々な地域の人との交流や意見交換を行うと共に、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進に関する理解を深める。
対象者
学校運営協議会委員、放課後児童クラブ指導員(36名)
日時及び内容
日時 | 内容 |
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6月7日(水) 10:30~12:00 |
○講義 |
※広島県立生涯学習センターから、「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動とは」について講義をしました。
※グループワーク(参加者交流及び情報交換会)では、参加者が所属地域の実態や取組などを紹介し合い、様々な地域の人との交流や意見交換を行いました。
研修のねらい
○学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的推進における主体的な運営(協働)の在り方と今後の方策について協議する。
対象者
学校教職員(3名)
日時及び内容
日時 |
内容 |
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6月16日(金) 10:00~11:30 |
協議・指導・助言 |
※4者会議(学校、地域、保護者、児童)でCSルームの名前について、熟議の場を作って「どのような部屋にしたいか。」という思いを共有しながら決定されています。
※6年生の児童を中心に進んでCSルームに関わろうとしたり、保護者や地域の方がCSルームについて前向きな意見を挙げたりして、地域も学校もみんなが使いやすいCSルームの実現に向けて取組が続けられています。
※CSルームを活用しながら、地域と学校と熟議の場を継続して設け、総合的な学習の時間をはじめとする授業や委員会活動など学校教育活動において、児童自身を巻き込んでCSの取組が展開されていくことが期待されます。
研修のねらい
○コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進の在り方と今後の方策について理解を深める。
対象者
学校運営協議会(12名)
日時及び内容
日時 |
内容 |
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11月28日(火) 9:30~12:00 |
第2回学校運営協議会 |
※第2回の学校運営協議会で、協議会委員が授業参観をした後に、学校評価の中間報告と協議が行われました。
※会の進行については、事前に学校長と協議会会長が打合せを行い、協議会当日には会長が進行役を務めておられました。事前の打合せにより、スムーズな会の進行につながっていました。
※協議会では、今後どのような取組を進めることができるか、協議が行われました。授業のゲストティーチャー、授業サポーターなど、学校支援を中心に協議が進められました。また、目指す生徒像についても話が行われ、教職員(学校)の思いと地域の方の思いの共有がなされました。目指す生徒像については、今後も継続して話合いが行われる予定です。
※生涯学習センターからは、他市町での学校支援の取組や学校運営協議会での熟議の事例を紹介しました。生徒(生徒会)を巻き込んで熟議をしている具体的な実践例を取り上げ、今後の学校運営協議会における熟議の方向性について助言を行いました。
研修のねらい
○矯正施設において地域との連携窓口を担当する職員等に対し、矯正施設所在自治体等から職員を講師等として招いて、再犯防止にも地方創生にも資する取組を共に検討することにより、刑務所出所者等の地域生活定着に向けた矯正官署及び矯正施設所在自治体等における支援体制の充実化を図る。
対象者
矯正施設職員(刑務所、少年鑑別所、少年院、少女苑、拘置所、広島矯正管区)…岡山・広島・山口 14名
地方自治体職員(県、市) 8名
日時及び内容
日時 |
内容 |
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12月5日(火) 13:10~17:00 |
○行政説明 |
12月6日(水) 9:00~11:50 |
○ワークショップ ケース1 広島矯正管区更生支援企画課 事務官 濱野 克光 |
※矯正管区の事務官の方といっしょに、参加型研修会の企画・立案・運営を支援させていただきました。
※2日目のワークショップは、ワールドカフェの手法を使って、2つのテーマについて協議を行いました。参加された施設職員、自治体職員の方のそれぞれの立場から、「刑務所、少年鑑別所の施設や職員が有する人的・物的資源を地域社会で活用する方法」、「立ち直りを支援してくれる人・場所・情報とつながる仕組みづくり」について、熱心に協議が行われました。
※グランドルール(話合いの約束)のもと、対等な関係で話し合い、これからの業務や取組に生かすことができることがたくさん話合いの中で出されました。充実したワークショップとなりました。
研修のねらい
○「生涯学習」や「社会教育」についての用語解説や関係職員に求められる役割等の基本的な事項を学ぶ。
対象者
まちづくりセンター職員 18名
市役所職員 3名
日時及び内容
日時 | 内容 |
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12月26日(火) 14:00~16:00 |
○講義 |
※広島県立生涯学習センターから、「生涯学習の世論調査」や「教育基本法」「社会教育法」などをもとに、「生涯学習・社会教育」の基本的事項について講義をしました。
※演習では、グループごとに講義で学んだことと日常の業務にどのようにつながっているかを考えながら、社会教育の必要性について協議を行いました。各グループの話合いでは、「人生を豊かに」「人と人とのつながり」「居場所づくり」「自己実現」など、社会教育のキーワードを共有しました。今実践している取組が社会教育につながっていることを再認識することができました。
※参加者の声より
・他のまちづくりセンターで勤務する方と意見や思いを交流することができてよかった。
・自分の所属するまちづくりセンターが、人と人とのつながりがもてる場となるよう、今後も笑顔で明るく対応したい。
・つながり作り、活動の場づくりの具体例をたくさん聞くことのできる場が今後も増えると有難い。
研修のねらい
○これからの生涯学習振興・社会教育行政関係職員等に期待されている役割や、職員が身に付ける必要がある基本的な資質・能力を理解する。
対象者
まちづくりセンター職員 19名
市役所職員 3名
日時及び内容
日時 | 内容 |
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2月20日(火) 14:00~16:00 |
○講義 |
※講義では、令和5年6月に閣議決定された「第4期教育振興基本計画」を中心にした国の動向と、令和5年3月に第11期中央教育審議会生涯学習分科会でまとめられた「今後の生涯学習・社会教育の振興方策」について講義しました。
※事例発表では、地域の拠点のまちづくりセンター職員として、地域の多様な主体と連携しネットワークを生かして取組を進めている事例を発表していただきました。
※演習では、「生涯学習振興・社会教育行政関係職員として大切にしたい資質・能力は」というテーマで、「ランキング法」という手法を使って6つの能力の順位付けを通して、グループでテーマについて協議を行いました。協議の際には、理由や判断基準を明確にしながら、他者の考えを聞いたり、自分の考えを問い直したりしながら、熱心な協議が行われました。
※参加者の声より
・社会全体が「well being(良い状態)」になるために、まずは自分が楽しんで仕事をすることが大切だと感じました。
・地域の願いからまちづくりセンターが中心となり、各団体・組織と協力して数々のプロジェクトを企画され、地域のネットワークがすばらしいと思いました。
・演習では、ランキングを付けた際に、「コミュニケーション能力」を1番に考える方が多かった。「人と人、人と学びをつなぐ」ことは簡単ではないが、コミュニケーション能力を生かし視野を広くもって、地域との関係を築いていきたいと思いました。
・今度は他市町の特徴的な事例などを教えていただき、共有できればうれしいです。
研修のねらい
○社会教育等における専門分野の基礎的・実践的内容を学習し、日々の実務の実践と理論との融合及び職員の資質向上を図る。
・生涯学習・社会教育について国の動向を知り、施設や施設職員の役割等について理解を深める。
・職員間の情報交換・意見交流を通して、他施設の職員と知り合い交流を深めることで連帯意識を高め、職員としてこれから何ができるか考える。
対象者
ひと・まちネットワーク部施設職員 81名
日時及び内容
日時 | 内容 |
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2月1日(木) 14:00~17:15 2月2日(金) 14:00~17:15 |
○講義 |
※人数調整のため、2日に分けて実施しました。
※講義「生涯学習・社会教育をめぐる国の動向と職員の役割について」では、令和5年6月に閣議決定された「教育振興基本計画」を中心にした国の動向、施設職員に求められる役割や資質について講義しました。
※報告では、「中央教育審議会生涯学習分科会」「令和5年度公民館職員専門講座」に参加した職員から、職員目線での具体的な話を聞くことができ、現在の自分たちの取組や今後の方向性について共有することができました。
※情報・意見交換では、ワールドカフェのグループワークを通して、「地域におけるウェルビーイングの実現のために職員としてできること」について考えました。どのグループも熱心な交流が行われ、充実したグループワークになりました。
※参加者の声より
・社会の変化などに合わせ、生涯学習・社会教育に求められる方向性やコンセプトを把握できた。
・今後どのように事業等の計画をしたらよいか分からなかったが、「今やっていることにウェルビーイングの視点をプラスして」というアドバイスがとても分かりやすかった。
・自分の体験をもとに話をしたり、他の職員の話を聞いて話題を広げたりすることができた。グループを移動するごとに新しい視点が増えてよかった。