令和3年2月24日(水曜日)13時30分~16時30分
※「オンライン研修(遠隔研修)」で実施しました。
開会にあたり,地域の多様な支援者や組織等とつながりながら,地域全体で家庭教育を支援するネットワークづくりの在り方や今後の「親プロ」活動について考えることがねらいであることを確認しました。
前回の研修の振り返りとして,家庭教育支援が届きにくい家庭とどうつながるかというテーマに対して出された「課題や悩み」「繋がる工夫に関する提案」などの意見を紹介しました。
講師:武蔵大学大学院人文科学研究科非常勤講師・東京学芸大学非常勤講師・研究員 武田信子
資料 (PDFファイル)(2.08MB)
「つながりにくい家庭への支援方法」と「地域の子育て支援ネットワーク作り」という前回研修で出た課題を受けて,具体的なプラン策定のための講義とグループワークを交互に行って,今後の活動への方向付けを行いました。
アイスブレイクとして,オンライン上でのコミュニケーションについて学んだ後に,ブレイクアウトルームに分かれ,設定時間の感覚やワークショップの雰囲気を体験しました。
講義では,子育て支援の認知度を高める工夫の必要性や具体案を紹介するとともに,つながりたい人とつながるためには,積立信頼貯金(根気強くアプローチし,徐々に信頼してもらえるような関係づくり)が必要であり,支援側でなく支援される側が主体であることを念頭に置いて取り組むことが大切であることを教えていただきました。
ワークショップでは,「自分たちの立場でどう動くか」というテーマで地域での実際の具体的行動・スケジュールを考えた結果,参加者から積極的で具体的なプランが発表されました。
最後に,行政や「親プロ」ファシリテーターが子育てに関して学びを深め,積立信頼貯金を貯めて支援対象者と人間関係を築いていき,必要な時に必要な情報を提供することや,地域全体で子育て家庭を支えることの大切さについて理解を深め,社会で健やかな子供を育てていくための活動を促すとともに,積極的に人や組織等とのつながり・ネットワークを作り,リソースを活用することを呼びかけていただきました。
振り返りとして,チャットに本日の研修の感想を書き込み,最後に,みなさんで手を振って終了しました。閉会後もしばらく,Web上の会議室に残った方達との間で情報交換などの交流が続きました。
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