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令和3年度第3回「『親の力』をまなびあう学習プログラム」ファシリテーターステップアップ研修報告

研修内容(受講者42名)

日時

令和3年12月14日(火曜日)9時30分~12時00分 

実践交流(9時40分~10時20分)

 ははは  ななな   ひひひ

 集合対面型の講座の開催が難しい中,2,3組の少人数グループでの講座の実施(三次市),オンラインでの「おしゃべり会」の開催(尾道市),教材「ミニ―1」のテーマ選択シートを独自に作成(府中市)など,コロナ禍での工夫された試みについての紹介がありました。また,子育て支援者の研修に「親プロ」を組み入れ,受講者が参加者の立場になって『親プロ』を体験するという試み(廿日市市)など,アフターコロナに向けた様々な市町の取組が紹介されました。

(受講者の感想)
 コロナ禍での『親プロ』をどう続けていくか,という時期に研修に3回出席でき,他市町の方が工夫されていることを聞けて大変参考になりました。また,自分たちが実践していることをお伝えできることも嬉しかったです。

講義アフターコロナ時代に求められる家庭教育支援(10時30分~11時30分)

講師: 安田女子短期大学保育科 教授 橋本 信子

ふふふ ののの

 講師の橋本先生は,親の教育力を高めるプログラム開発検討委員会委員長として平成18年から「親プロ」に携わってこられました。多くのファシリテーターが子育て家庭と繋がり,子育て家庭同士を繋げ ,ファシリテーター同士の絆を作り上げながら地域に根付いていくプロセスを見守り,指導してこられました。講義では,『親プロ』誕生からこれまでを振り返り,アフターコロナにこそ託される『親プロ』の新しい役割についてお話いただきました。講義の中では,尾道市生涯学習課の榎本様から,「オンラインおしゃべり会」の試みについても紹介していただきました。オンラインの利点を効果的に活用しながら,一人一人の保護者が求める支援を確実に,そして丁寧に届ける今後の子育て支援・家庭教育支援のあり方について,多くの御示唆をいただきました。

(受講者の感想)
 橋本先生の講義で,『親プロ』の成り立ちをお聞きして,改めて広島に『親プロ』があることを誇りに思い,初心に帰って丁寧にこのプログラムを進めていかなければ…と思いました。最近の子育て環境について説明していただいたのも参考になりました。アフターコロナでの『親プロ』を模索していきたいと思います。

意見交流(11時30分~11時50分)

 へへへ  ほほほ

 受講者からは,実践交流で紹介された実践例や橋本先生の講義は,ファシリテーターにとって参考になる点が多かったとの意見が聞かれました。三次市の紙芝居のように,もっと広く「親プロ」を知ってもらうための広報活動など,今までやっていなかった新しいことにも積極的にチャレンジしたいという意見も聞かれました。さらに,Wi-Fi設置やZoomの活用など,オンラインの環境が徐々に整ってきていている市町も多く,対面や集合が苦手な方々にも,オンラインで気軽に参加してもらえるようにオンライン型「親プロ」を検討していきたいという意見も出されるなど,アフターコロナを見据えた取組についての活発な意見交流がなされました。

(受講者の感想)
 今後も続くであろう新型コロナの影響とどう向き合って行くのか現場レベルでの対応をしっかりと考え,できることをしていきたいと思います。

受講者からの評価

振り返りアンケート (PDFファイル)(298KB)

 

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