家庭教育支援の充実に向けて,「『親の力』をまなびあう学習プログラム」の教材の開発・改善をするに当たり,有識者や実践者から専門的な知見を踏まえた意見を聴取するための懇談会を開催しております。本年度はの主な協議事項は「広報用動画作成」と「既存プログラムの改善(オンラインへの対応)」です。
氏 名 | 所属・職名等 |
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橋本 信子 | 安田女子短期大学 教授 |
山川 肖美 | 広島県立生涯学習センター 生涯学習推進マネージャー,広島修道大学 教授 |
岡本 由姫美 | 府中市和光園保育所所長 |
榎 幸代 |
呉市家庭教育支援チーム「呉『親プロ』ファシリテーションクラブ」 |
緒方 恵理子 | 尾道市向東地区家庭教育支援チーム‟親ぢから”代表 「親プロ」ファシリテーター |
谷本 美代子 | 「親プロ」ファシリテーター(福山市) |
行政 智 | 三次市教育委員会文化と学びの課青少年育成指導員 「親プロ」ファシリテーター |
小早川 かおり | 「親プロ」ファシリテーター(東広島市) |
米田 珠美 | 府中町家庭教育支援チーム「くすのき」 「親プロ」ファシリテーター |
林 幸江 |
世羅町家庭教育支援チーム「Pクラブ・せら」 |
第1回:令和3年 7月30日(金曜日)13時30分~15時30分 (Web会議)
第2回:令和3年 10月15日(金曜日)13時30分~15時30分 (Web会議)
第3回:令和3年 12月20日(月曜日) 9時30分~11時30分 (Web会議)
【 第1回 】
広報用動画の作成については,広報対象・活用方法・動画に取り込む要素の観点で検討していただきました。講座の楽しい雰囲気が伝わるような明るいイメージとするなど,「親プロ」の利点が分かりやすい動画とする等の御意見をいただきました。また,この動画活用方法として保育所や学校関係,講座等における広報・説明時の利用を御提案いただきました。この動画を通して,多くの方に「親プロ」を知っていただきたいと思います。
次に,現行の教材をパワーポイント版に加工し,オンラインでも活用できる教材として追加作成することについて検討していただきました。この教材改善により,未来に向かって必要となる教材を作っていく視点を持ち,子育て段階・課題に応じてニーズの高い教材から順次作成していく予定です。
【 第2回 】
第1回懇談会の内容を踏まえた現行教材のオンラインでも活用できる教材案と広報用動画の構成表修正案について意見聴取しました。教材のデザインや資料からの引用事例の選択,用語の使い方等,細部に至るまで参加者に寄り添える,より良い教材にするための多数の御意見をいただきました。
オンラインでも活用できる教材については,参加者のほとんどがスマートフォンを使用することが想定されるため,設問の提示の仕方や資料の文字の大きさ等について検討し,スマートフォンに対応できるよう,改善していく予定です。今後は,パワーポイント版をスマートフォンに対応した画面サイズに調整したものを講座の際に試行していただき,さらに御意見をいただく予定です。
また,広報用動画の作成については,多くの方々に「親プロ」を知っていただくためのシナリオの内容について検討しました。今回の御意見を元に構成したシナリオで,今後撮影及び編集を行うことを確認しました。
【 第3回 】
広報用動画については,仮編集版を視聴し,ナレーションやテロップの確認を行いました。
オンラインで活用できる教材「ミニ-1」に関しては,スマートフォンに対応できるよう,それぞれの地域で試行していただいた委員から,実際に活用していくに当たっての意見を頂きました。
また,他の教材についても,ワークシート及び展開例の設問や参考資料の見直しなどを行い,より幅広く活用できる学習プログラムを提供することにより,保護者や子供たちの交流の場を今後も支援していくという方向性を確認しました。また,イラストや参考資料を更新した改訂版を含めたデジタル版の教材をファシリテーターの方々に活用していただくために最終案をまとめていくこととなりました。
今年度は全ての会議をオンラインで実施しましたが,委員の皆様に活発に議論を交わしていただき,多くの貴重な意見をいただくことができました。