令和元年12月18日(水) 13:25~15:15/県立河内高等学校
県立河内高等学校/1年生 62名
中光 ゆみ,東間 真緒
県立河内高等学校の家庭科と総合的な探究の時間に「親プロ」講座が実施されました。講座実施にあたり担当の先生からは「この時間で学んだことを今後に生かして欲しい」という話がありました。その後,ファシリテーターを紹介して,講座が始まりました。
ファシリテーターはオリエンテーションで,「スケジュール」,「約束」,「めあて」を確認し,「リラックスタイム」としてアイスブレイクを行いました。生徒は5色の付箋の中から今の自分の気持ちに合うものを選び,その理由をあらかじめ担当の先生により決められた6~7人の男女別に分かれたグループで紹介し合いました。簡単なテーマで話すことで和やかな雰囲気になりました。
そして,ワークシートを確認したところで,進行役がファシリテーターから先生へバトンタッチされ,生徒は芸能人や先生方の幼い頃の写真を見て,誰かを当てるゲームをしました。盛り上がったところで,進行役がファシリテーターへ戻り,誰にでも子供の頃があったことを確認し,「子育てマップ」を使い地域にある施設や取組を紹介しました。
「考えましょう,出し合いましょう」では,ファシリテーターが「将来お父さんお母さんになりたいですか」と問いかけた後,自身の子育ての様子を映した動画を見せ,生徒に子育てのイメージを持たせていきました。そして,「親になったとき,子供に対してどんなことをしてあげたいか。そのためには,地域の人とどのような関わりが必要だと思うか」について考える場面では,生徒同士がお互いの意見を交流しながら考えをまとめていきました。生徒からは「子供に愛情を注いでいきたい」,「子供に色々な経験をさせてあげたい」,「明るく助け合いができる地域にしたい」などの意見が出され,親あるいは地域社会の一員として子供とどう関り,どう育んでいくかを考える機会となりました。
・将来,子供のことを1番に応援してあげたいと思いました。
・子育てについていろいろ知ることができました。また,みんなの意見をたくさん聞くことができました。
・子供との関わり方や,普段考えないことについて考えることができました。
・子供の見本になれる大人になりたいと思いました。
・子育ての大変さを理解し,手助けができるように育児の知識を身につけたいと思いました。
・生徒がグループワークを通して,気づきをたくさん出すことができ,主体的な学びができました。
・高校生の時に,親になったときを想像し,子供を育てることを他人事ではなく,自分のこととして考える経験は大切だと思いました。