日時:令和6年6月8日(土曜日) 8時30分~13時00分
場所:水分峡森林公園
参加者:大学生4名(メイプルみっつ2名、サクランボ2名)、子供29人
今回は、府中町の放課後子供教室「みくまり峡里山散策」に参加してきました。
はじめの式では、大学生の「サクランボ」チームの2人が司会を務めました。その後、遊歩道を1時間ぐらいかけて歩いて登りました。途中、滝を眺めたり、カエルの白い卵を観察したり、水分峡の自然を感じながら、歩きました。大学生のお姉さんたちと楽しく会話をしながら、目的の憩いの森広場までたどり着くことができました。
憩いの森広場まで着くと、「丸太切り」「チッパー」「間伐」の体験活動を行いました。大学生やスタッフのサポートのもと、子供たちはふだん経験できないことに、一生懸命楽しみながら取り組んでいました。
「丸太切り」では、のこぎりを使って丸太を切りました。初めはなかなか切りにくそうでしたが、少しずつのこぎりの使い方のコツをつかんで、丸太を上手に切ることができました。切った後の木の皮は、へらを使って上手にはぎ取っていました。
「チッパー」では、間伐した木の枝を、機械に通して粉々にしました。スタッフや大学生の指示のもと、安全に気を付けながら、木の枝を機械に投入しました。粉々になった木の枝をさわってみると、さらさらしていてとても気持ちよさそうでした。
「間伐」では、長くなった木の枝をのこぎりで切りました。丸太切りと違って、山の中に生えている木や枝を切るので、少し苦労していました。どこを切ったらよいか、探したりスタッフの方に教えてもらったりしながら、活動を進めていました。
その後は、自然の材料を使って、クラフト工作です。どの材料とどの材料を組み合わせたらいいかをよく考えて、自分の作りたいものを作りました。大学生やスタッフのアドバイスを聞きながら、素敵な作品を作りました。
終わりの会では、大学生チームの「メイプルみっつ」の2人が司会を務めました。長時間にわたる活動で少し疲れた様子も見られましたが、どの子供も達成感あふれる笑顔で、全ての活動を終えました。迎えに来てくれていた家族に、クラフト工作の作品を嬉しそうに見せながら、1日の体験活動の思い出話をしていました。
・長い山歩きでしたが、子供たちと上手に関わりながら活動してくれました。
・お姉さんたちと一緒に話しながら山を歩いて、子供たちがとても楽しそうでした。
・当日は大学生自身で考えて、臨機応変に動いてもらえて助かりました。
・初めてのボランティア活動で緊張もありましたが、地域の方や運営側の方たちが優しく教えてくださり、小学生とスムーズに活動できました。
・大学では体験できない、自分たちが教えたり見守ったりする側に立ったことにより、学校で学べないことを学ぶことができました。
・子供が主体的に活動できるような環境の構成や、子供の興味・関心を引き出すような声かけ、子供の新しいことに向かうときのパワーを知ることができました。
・自然体験を安全に行うための声かけを知ったり、体験に取り組む小学生と関わったりと貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。この活動で学んだことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。