セックスをしなければ感染しませんが,それは難しいことです。
セーファーセックスとは,HIVや性感染症の感染を防ぐために,直接,性器や体液,直腸の粘膜が傷口に触れないようにするセックスのことです。
より安全なセーファーセックスを心がけることで,HIVや性感染症の感染を防ぐことができます。
感染を防ぐために,セーファーセックスを心がけ,コンドームを正しく使いましょう。
性感染症(STI=Sexually Transmitted Infection)は,性行為で感染する病気の総称です。
代表的なものは,梅毒や淋病,性器クラミジア感染症など10種類以上あります。
HIV感染症/エイズも性感染症の1つです。
性感染症の中には,症状がほとんどでないものや症状があっても軽いものもあります。
性感染症に感染すると,本人だけでなくパートナーにも感染する可能性があります。
性感染症に感染したら放置せずに,パートナーと一緒に治療を受けましょう。
「特定のパートナーとだけセックスしているから大丈夫」と思っていませんか。
今,パートナーが一人だとしても,どちらかの過去の相手がHIVやそのほかの性感染症に感染していれば,自分も感染する可能性があります。
たとえ特定のパートナーだとしても,セーファーセックスを心がけることが大切です。