ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

平成30年度 教育改革推進懇談会

平成30年度 教育改革推進懇談会の概要 

1 懇談会の趣旨

 教育委員が現場の実情や課題,優れた取組等に関して幅広く把握することにより,教育委員会会議における審議をより充実させ,本県教育施策の推進を図るため,他自治体職員を招き,実践事例等について発表してもらうとともに意見交換を行う。

2 日時及び場所

 平成30年10月12日(金曜日) 9時30分~11時05分
 教育委員会室

3 出席者

 出席者名簿 (PDFファイル)(56KB)

4 テーマ

 コミュニティ・スクールについて

5 主な意見

○近年の子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は,複雑化・困難化しており,学校と地域がこれまで以上に連携・協働し,社会総がかりで対応していく必要がある。そのため,地域と一体となって子供たちを育み,地域と共にある学校作りを進めるコミュニティ・スクールが有効である。

○地方教育行政の組織及び運営に関する法律で,学校運営協議会の設置の努力義務化が図られたことにより,全国の学校でコミュニティ・スクールの導入が進んでいる。

○コミュニティ・スクールの導入の目的は,ただ集まって会議を開くことではなく,具体的に持続可能な地域との協働の取組を進めていくこと。学校の課題,良いところ,ビジョンを共有し,具体的にどんな行動を起こせるのかというところを一緒になって考え,汗を流し,協働する楽しさや喜びを分かち合うという仕組みであるということを,関係者に理解を深めてもらう必要がある。

○導入してすぐに,学力が上がったとか,問題行動が少なくなったという数字的な成果を求めたいところだと思うが,多くの時間をかけて,じわじわと効果が表れてくるものであるので,じっくりと気長にスローステップで取り組むべきである。

○地域との結び付きが強い小中学校だけでなく,高等学校や特別支援学校も,社会に出る手前の学校ということで,社会とのつながりが求められているため,コミュニティ・スクールの導入の意義は大きい。高等学校では,地域を一つの集合体としてとらえる「ローカル・コミュニティ」ではなく,思いや願いを共有する「テーマ・コミュニティ」で学校づくりをしていくことが重要。

○高等学校に導入するのであれば,授業をどう変えるかや学校の活動の取組をどのように変えるのかが鍵になる。地域の豊富な資源を使って,どう主体的で対話的な深い学びに近付けていくのかを考えるべき。

○まず校長がどういった学校運営をしたいかというビジョンがあって,それを実現するために協力してくれたり,下支えしてくれるのが,学校運営協議会であり,地域学校協働本部である。その両輪で学校を作っていく。そのためには,ビジョンに合った人選がとても重要になる。

 

 

 

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?