是正指導
是正指導とは
平成10年5月20日,広島県教育委員会は,文部省から本県並びに福山市の教育について,法令等に照らして逸脱,あるいはそのおそれがあるなど不適正な実態があり,その是正を図るとともに,少なくとも3年間,是正状況を報告するよう指導を受けました。
是正指導を受けて以降,本県教育委員会は,法令等の遵守を通して教育の中立性を確保し,職員団体等との適正な関係を確立するとともに,市町村教育委員会及び校長会との連携を強化し,その信頼関係を確かなものにしながら,校長権限の確立,ひいては県民から信頼される法令等に則った公教育の確立に努力してきました。
また,県民,保護者に対し是正状況を明らかにするため,教育委員会会議及び県議会文教委員会において是正状況を報告するとともに,公開性を重視して取り組みました。
このような中立性・公開性を柱とした取組の結果,一部に主任等が十分機能しないなど,なお取り組むべき課題が残っているものの,大半の学校においては,法令等に則り,校長の権限と責任による学校運営がなされるようになったことから,平成13年 6月,文部科学省に対し,是正指導報告書を提出し一定の整理を行いました。
それ以降もさらなる是正の徹底を図りながら,「改革への仕組みづくり」と「教育の中身づくり」に取り組んでいます。
平成13年度の取組(是正指導報告書の提出と平成13年度の取組)
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平成14年度の取組
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平成15年度の取組
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