11月22日(水)に、細川委員が大柿高等学校を訪問しました。
広島県立大柿高等学校では、育てたい生徒像に「自分の行動に責任を持ち、周りから応援される生徒」を掲げ、江田島市や地域から様々な支援・協力をいただきながら、生徒はもちろん教職員の皆さん全員が一丸となって様々な取組にチャレンジされています。
最初に、林校長と高島教頭から、江田島市からの支援や中学校との連携、近年の生徒数の動向や学校益瑛の様子、部活動の様子について説明を受けました。
授業参観では、「3年間の地域探究の活動報告」で生徒の皆さんの発表を見学させていただきました。3年生がこれまで取り組んできた地域探究の成果を、今回の授業では、有志発表1人と3グループが8分ずつの持ち時間でプレゼンテーションを行っていました。内容は前者が大型遊具を中心とした3世代が交流できる公園づくりの提案でした。後者が地域の素材を使ったレシピを考案し、地元に根付く飲食店にプレゼンし採用してもらった活動でした。いずれも資料を示しながらわかりやすく説明されていました。
イノシシ肉を使ったハンバーガーの商品化のプレゼンに対しては、細川委員から「原価率はどれくらいですか?」という予期せぬ鋭い質問もあり、充実した質疑応答になりました。
視察を終えるに当たり、細川委員からは、生徒が前面に出ているということがよくわかりました。実際に地域に出ていくということだけでなくて、学校での授業や生活も生徒が前向きに取り組んでいる、そして地域の皆さんから愛情あるご支援いただいている、そういう様子が伝わってきます、と学校の印象を話されていました。