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「東大ROCKET in 広島」研修会・プログラム開発会議を実施しました。

6月11日(火)に,広島大学において,研修会及び広島版プログラムの開発会議(第1回)を実施しました。
東京大学先端科学技術研究センター及び広島大学大学院教育学研究科の教授陣をお招きし,県や市町の教育委員会の教職員等とともに,県教育委員会が新たに取り組むプロジェクトの背景や概要,方向性などについて学びを深めました。

○県教育委員会 個別最適な学び担当による「東大ROCKET in 広島」の概要説明
 プログラム開発① ⇒詳しくはこちら(リンク)

○研修会 [第1部] 東京大学先端科学技術研究センター 中邑賢龍教授の講話
 ~「異才発掘プロジェクトROCKET」の概要,学校教育の現状・課題,不登校の背景・要因,これからの教育の方向性など~
 プログラム開発会議② 東大ロケット研修会②
 <主なコメント>
 「ルール重視,安全安心重視のパターン化された枠組みから抜け出した教育が求められている。」
  「教育にはシナリオが必要。驚きを与えることで記憶に残り,困難な場面を与えることで成長を促す。」
  「現在の学校教育を否定する訳ではなく,もっと子供が学ぶことを楽しめる環境について考えて,教育の選択肢をつくる。」

○研修会 [第2部] 東京大学先端科学技術研究センター 福本理恵特任助教の講話
 ~Activity Based Learnig(ABL)のコンテンツの紹介及び作り方など~
プログラム開発会議④ プログラム開発会議⑤
  <主なコメント>
  「子供の問題行動と捉えられてしまう特性は,環境次第で良い点として見ることができる。」
  「東大ROCKETでは,教科書などを使わずに子供達自らが『学び方を学ぶ』学習を基本としている。」
  「知識を与える活動ではなく,知識と知識を統合し,知恵に変えるための学習活動が大切。」

○広島版プログラムの開発会議
  研修会で学んだ知識をフル活用し,参加者みんなで協働して,プログラム開発を行いました。

 プログラム開発⑦ プログラム開発⑧

グループに分かれて,「広島が誇るモノで学びをつくる!」をテーマにアイデアを出し合いました。
子供たちの知的好奇心を喚起し,既有の知識と体験で学んだことを結び付けるためには,どのようなモノを活用し,どのようなシナリオを描くべきか,大人たちもワクワクしながら議論を進めました。
今年度いっぱいかけて,複数のプログラムを開発していく予定ですので,御期待ください。
「東大ROCKET in 広島」のイベント情報はこちら(リンク)を御覧ください。(10月のイベントは決定次第,ホームページに掲載します。)

 「東大ROCKET」についてはコチラ→ https://rocket.tokyo/