10月31日(火)に、細川委員がSCHOOL “S” を訪問しました。
SCHOOL “S” は、児童生徒の個々の状況に応じた学びの支援の一つとして、広島県の教育支援センターの機能を強化した新たな教育の場であり、令和4年4月24日に開校しました。
開校以来、SCHOOL“S”は子供たちの好奇心を喚起する新たな学びの在り方の一つとして注目を浴び、全国各地から教育関係者等が訪問に訪れています。
まず、蓮浦個別最適な学び担当課長から、SCHOOL“S”の役割や取組について説明していただきました。オンラインでのつながりを通して、児童生徒が外に興味を持つようになったと教えていただきました。元々オンラインで参加していた児童生徒が来室するようになったケースも多くあります。他にも、オンラインクラブ活動やSCHOOL“S”紹介プロジェクトでは、自分の好きなことを自分の言葉で伝えるため、SCHOOL“S”の仲間と議論をしながら紹介動画や新聞のブラッシュアップを行っており、SCHOOL“S”としても今後、様々な場面での発信ができるようサポートしていくと教えていただきました。
また、施設の見学を行いました。SCHOOL“S”では、児童生徒がハロウィンでイベントを行いたいという思いから自分たちで企画、準備を行い、職員や児童生徒が仮装するハロウィンプロジェクトが行われていました。
ちょうどこの日に実施されていたオンライン学びプログラムでは、「開けよう!ミライのトビラ」シリーズ(全7回)の「ざっくばらん進路トーク(4) ~みんな、どんなことが気になっとる?~」が行われ。福山地域若者サポートステーションからお話を伺っていました。プログラムに実施されたアンケート結果に沿って、おすすめの職業が紹介され、参加者が将来のことについて考えるきっかけとなりました。
室内での視察後は、質疑を行いました。質疑の中で蓮浦個別最適な学び担当課長から、様々な事情から学校に通うことができない児童生徒が安心して過ごせる居場所であり、つながる場としてSCHOOL“S”があり、児童生徒も忌憚なく意見を共有し合える環境であると教えていただきました。細川委員からは、SCHOOL“S”を設置した時に思い描いたことと現在との違いや学びプログラムやオンラインクラブ活動の決め方などについて質問がありました。