11月9日(水)に,細川委員,近藤委員が湯来南高等学校を訪問しました。
11月9日(水)に,細川委員,近藤委員が県立湯来南高等学校を訪問しました。
湯来南高等学校は生徒が考えたスローガン「未来のために今を頑張る」を合言葉に生徒が主体となって,学校を盛り上げる様々な活動を行っています。
例えば,今年度の学校案内はデザインや構成について,生徒の意見を反映して作ったそうです。また,学校の魅力をPRするため,チラシを作成したり,オオサンショウウオをイラスト化して学校キャラクターを作ったりしています。
学校では,今年度から授業研究に力を入れており,何度か公開研究授業を実施したところ,多い時には30人以上の教員が見学に来られたということです。
地元の小学校・中学校との連携も進んでおり,例えば,3年生の生徒が中学校を訪問し,絵本の読み聞かせをしたりしています。
また,湯来南高校と言えば,和太鼓が有名ですが,昨今,コロナ禍の影響であまり披露する機会がなかったのですが,最近では,中学校の文化祭や地域の行事などに多く招かれ披露しているということです。
授業参観では,実施しているすべての授業を参観させていただきました。少人数ではありますが,活気があって,楽しく授業を受けている印象を受けました。
校長先生からは,湯来南高校を必要としている子供たちや地域の人がいる。その人たちのためにも,まずは,安心して子供を預けることができるよう信頼される学校づくりを心掛けていきたいと話をされていました。
細川委員からは,地元を支える人材がいるということは地元にとって大切なこと。今の子供たちが未来の湯来を支える必要がある。そのためにも地元から選ばれる学校になってほしいという話がありました。
また近藤委員からは,年度初めと比べ授業改善の成果はどうですかという質問がありました。この質問に対し,校長先生からは,子供に還元できるようになるまでにはまだ時間がかかるが,教員のモチベーションは大きく変ったと,胸を張って話されているのを拝見し,手ごたえを感じているような印象を受けました。