【主な職務内容】
建築物は,多様な技術の結集と様々な人々の期待を受けて作られるもので,魅力ある地域環境を形作るものです。建築職は,専門知識を活かし,安全・安心で魅力ある建築物の創造に向けて建築に係る許認可や,住宅施策の企画立案,建物の設計監理等に取り組んでいます。
【主な勤務先】
土木建築局等の各課及び建設事務所等
★広島県の総合土木職・建築職のやりがい・魅力を紹介したパンフレットを広島県建設技術協会が作成しています。
こちらのパンフレットもご覧ください。こちらのパンフレットもご覧ください。
土木建築職員紹介パンフレット(第1号) (PDFファイル)(10.78MB)
土木建築職員紹介パンフレット(第2号) (PDFファイル)(8.12MB)
土木建築職員紹介パンフレット(第3号) (PDFファイル)(8.12MB)
土木建築局住宅課 住宅企画グループ(令和5年度6月現在)
主任 寺口 宜徳
【配属先】
平成29年4月~ 土木建築局営繕課 技師
平成31年4月~ 土木建築局都市環境整備課 技師
令和3年4月~ 土木建築局住宅課 技師
令和5年4月~ 土木建築局住宅課 主任
民間住宅(戸建てやマンション等)が十分な耐震性や省エネ性能等を確保することの重要性を普及啓発しています。また、そうした良質な住宅を建てる際や今住んでいる住宅をリフォームする際の補助制度の案内等、皆さんにお得な情報を発信するためのイベントを開催しています。特に「ひろしま住まいづくりコンクール」というイベントでは、県民の皆様が住まいづくりを行う際に性能面や費用面で参考になる魅力ある事例を県内全域から募集し、作品集にまとめて無料配布しています。
現在担当している「住まいづくりコンクール」は、県民の皆さんがご自身のライフスタイルに合った住まいづくりはどんなものなのか、そして長く住み続けた先に訪れる住まいの修理やリフォームを考えたときにどんなことが実現できるのか、様々な実事例をお見せするためのイベントです。毎年県内全域から魅力ある住まいづくりを募集し、建築の専門家の方々と共に特に皆さんに紹介したい事例を選定しており、住宅の作り手として活躍される事業者の皆さんの魅力ある住まいの施行事例を県民の皆さんにご紹介できることがこの仕事のやりがいです。
土木建築局 住宅課(令和3年8月現在)
主任 清水 大智
【配属歴】
平成26年4月~ 西部建設事務所建築課 技師
平成29年4月~ 土木建築局営繕課課 技師
令和3年4月~ 土木建築局住宅課 主任
昨年まで所属していた営繕課で担当した建築学生チャレンジコンペの実施運営,設計施工まで一貫して担当させていただいたことです。学生の設計案を実際に建てるという取組ですが,設計者,施工者,学生等とも何度も協議を重ね,苦労して完成した建物を前に,設計監修をした学生が感動してくれたことがとても嬉しかったです。色々な方の協力と助けを得てゴールまでたどり着いたときの感謝の気持ちと達成感がとても印象に残っています。
現在は所属している住宅課で,社会的にも課題となっている空き家問題に取り組んでいます。空き家の増加が引き起こす様々な課題に対し,空き家の利用促進や適正な管理を円滑に進めるには県としてどうするべきか,市町職員の方や専門家の方と協力しながら,日々試行錯誤しています。人口減少・少子高齢化が進む中,広島県はもちろん,日本全体の社会的課題であり,そのような大きな問題の解決に向けて,一翼を担うことができ,やりがいを感じています。
「建築」というと設計や施工管理というイメージが強いかと思いますが,建築分野での行政職員は,都市計画分野や住宅分野等,建築を中心としながらも幅広い業務に携わることができます。私もそうでしたが,得意なことや興味のある分野が定まらないけど,社会の役に立ちたい。という方にもおすすめです。困ったことや分からないことも相談しやすい環境です。ぜひ一緒に頑張りましょう!
土木建築局 営繕課(平成28年12月現在)
技師 森田 雄介
【配属歴】
平成28年4月~ 土木建築局営繕課 技師
建築に関して行政の立場から幅広く関わりたいと思ったのが公務員を目指した理由です。
また,広島県は山,海,町そして歴史が融合した素晴らしい都市であり,その広島県に住みたいと思い広島県を志望しました。
現在,主に庁内の修繕業務や植栽管理,公舎の維持に関わる業務に携わっています。
広島県庁は今年で竣工60年を迎えた,公共建築100選にも選ばれている歴史のある建築物です。
そのため,竣工時の外観や内装の歴史のことを考えながら修繕業務に取りくむように心がけています。
非常に緊張感のある仕事ですが,広島県庁を訪れた人が「広島県庁の建物ってきれいだよね」と話しているのを聞くと本当に嬉しく,やりがいのある仕事であると感じています。
県職員の業務は非常に多岐にわたり,様々な業務を経験したい方には非常にオススメだと思います。
ぜひ一緒に美しい広島の街づくりに携わってみませんか?
土木建築局 西部建設事務所 建築課(平成28年12月現在)
事業調整員 中谷 朋子
【配属歴】
平成12年4月~ 呉地域事務所建設局建設課 技師
平成15年4月~ 都市部都市事業局住宅室 技師
平成20年4月~ 総務局財務部営繕課 主任
平成23年4月~ 土木局建築課 主任
平成27年4月~ 西部建設事務所建築課 事業調整員
建築基準法に関する許認可事務を主にやっています。
建築物の最低限の安全安心を守る役割を担っています。
学生時代は,法律は苦手でしたが,今では,朝,子供を怒ってイライラしていても,仕事に来て,法令集を片手に,図面や構造計算書を見ると心が休まるぐらいに成長しました(笑)。
建物の所有者や設計者の方々と話をする機会が多く,勉強になりますし,広島県として何をすべきか考え,その理解が得られるよう工夫して仕事をしています。
ある1日のスケジュールを紹介します。
5:00起床,自由時間
6:00朝食・夕食準備その他家事
7:30子供の見送り,通勤
8:30出勤,確認申請書類の審査
10:00設計事務所の事前相談の応対
12:00昼食
13:00大竹市で住宅の完了検査,現地調査
16:30書類の整理
17:30退庁
18:30帰宅
19:00夕食・団らん
20:00子供の宿題チェック
21:30就寝
出産休暇や育児休業を経て,子供を保育園に入れてからは,子供が病気の時,参観日,習い事の送迎,PTAの会合など,休暇制度を活用しています。
周りの子育て職員と愚痴を言い合いながらも,楽しく子育てと仕事を両立しています。
広島県には,女性が子育てをしながらも,やりがいをもって働ける場所があります。
広島県の建築の仕事は,幅広く,知識や技術への探究心とチャレンジ精神があれば,必ずおもしろい仕事に出会えると思います。
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