警察官の階級は,巡査から巡査長,巡査部長,警部補,警部,警視といった順でステップアップしていきます。警察官の昇任試験には,学歴や性別によるハンディはなく完全な実力主義をとっています。受験資格取得年数に達すれば,誰でも公平に試験を受けることができます。
また,各部門での経験や仕事の実績による選考昇任もあります。
昇任試験の受験資格取得年数は,高卒,短大卒,大卒で区分されており,例えば大卒の場合は,採用後2年で巡査部長,巡査部長在級2年で警部補,警部補在級4年で警部の受験資格が得られます。学歴に関係なく新卒者の場合,最短では28歳で警部補,33歳で警部となることができます。つまり実力さえあれば学歴に関係なく,誰でも上位の階級へステップアップができるのです。
※ 令和6年2月時点
警察行政職員は,主事,主任,係長,課長補佐,課長代理,管理官,所属長の順に昇任していきます。昇任は,選考試験等本人の実力と経験年数で決まります。