チームには広島県出身の選手はもちろんJリーグ経験者も多く所属し、創設以降着実にチームの総合力を高めてきました。昨年9月には中国サッカーリーグ3連覇を果たしています。

昨年の2024年シーズンのキャプテンを務めた福山市出身の藤井敦仁選手に、チームの特徴やこの1月から始動する2025年シーズンについての思いを尋ねました。

応援してくれる方のためにプレーする

チームにはJリーグを経験したことのある選手が多く、個人のスキルが高いです。その分一人ひとりの力が結集してチームの総合力が上がり、ほかのチームに劣らない攻撃力や守備力を持っていることが僕らのチームの大きな魅力だと思います。

昨シーズンも選手同士で振り返りや意思統一を行う場をしっかりと設けてきたので、一年を通して少しずつその力を伸ばせたと思います。

福山シティフットボールクラブは、創設時から地域密着型のクラブであることを目指してきました。サッカーを通じて地域を盛り上げることを大切にしています。

福山市出身の選手としてこのチームに所属できるのはうれしいし、地域の皆さんと一緒にJリーグ参入を目指していく過程に僕自身が関われていることをすごく光栄に感じながら、日々プレーしています。

今までは自分のためにプレーしていましたが、このチームに所属してからは地域の方と触れ合う機会が多い分、「応援してくれる方のために」という気持ちがとても強くなりました。

2025年シーズンも、チームはJFL昇格とその先にあるJリーグ参入を大きな目標に掲げて闘います。自分自身もそのためにチームを引っ張れるようなプレーをしていきたいと思います。

現状に満足せず、常に上を目指して

新シーズンも大きな目標に向かい、挑戦者として一歩ずつ歩みを進めるチーム。「現状に満足せず、常に一つでも上を目指して取り組んでいくことが大事」と藤井選手も話します。チームと地域が一丸となり「ONE FUKUYAMA」のスローガンに思いを込めてプレーする選手たちの姿を、ぜひ近くで見てみてください。