令和6年8月21日(水曜日)13時00分~16時30分
(主会場)
東部会場:広島県尾道庁舎大会議室
(サテライト会場)
西部会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(ひと・まちプラザ) 研修室A・B
北部会場:広島県三次庁舎第3庁舎601会議室
オンライン:Zoom
本講座は6月28日(金曜日)に開催した第1回(兼)理解促進研修に続き、県内3会場同時開催のため、開講あいさつは北部会場から全会場へ配信しました。
開講あいさつでは、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進のためには、本講座を受講いただいている皆様の役割や、社会に開かれた教育課程の実現に向けた活動プランの企画・運営のノウハウを学んでいただくことが重要であることについてお話をしました。
その他、第2回から受講いただいている方もおられることから、司会者から全3回の養成講座のねらいや本講座で養成する地域学校協働活動コーディネーターの目指す姿について説明し、講座がスタートしました。
講師:広島県教育委員会事務局 義務教育指導課 指導主事 住田 佳子
熟議演習の様子は東部会場から、西部・北部の各会場へオンラインで配信しました。
事前学習動画で、社会に開かれた教育課程の実現に向けた3つのポイント「より良い学校教育を通じて、より良い社会を創るという目標を学校と社会が共有すること」「これからの社会を創り出していく子供たちに必要な資質・能力が何かを明らかにし、学校教育で育成すること」「地域と連携・協働しながら目指すべき学校教育を実現すること」について説明がありました。
それをもとにして、受講者はグループごとに、「学校の思いや願い」「地域の想いや願い」を共有し、それぞれがもつリソース(ひと・もの・こと)と結び付けながら、これからどんなことができるかについて、熟議を行いました。「地域の中でどのような子供たちを育てていきたいか」をイメージしたり考えたりしながら、熱心な熟議が進められました。
熟議演習の後、社会に開かれた教育課程の実現に向けて先進的な取組や活動を行っている県内の実践例について、住田指導主事から紹介がありました。
講師:一般社団法人まなびのみなと 円光 歩
講義・熟議演習も東部会場から各会場へ配信を行いました。各会場においては、指導主事や社会教育主事が演習の支援を行いました。
はじめに、講師の円光さんの所属されている、一般社団法人まなびのみなとの実践事例紹介がありました。社会に開かれた教育課程の実現に向けて、実際のコーディネート事例を学びました。
次に、活動プラン作成の基本を学ぶとともに、育てたい児童・生徒像や育成したい資質・能力、そして地域の学びの素材を、個人ワークで整理・分析していきました。
そして、グループに分かれて校種・学年や教科・時間帯を検討し、教育課程の中に位置づけた具体的な活動プランの作成・検討を行いました。
その後、ワールド・カフェやオンラインでの発表を通して、グループで考えた活動プランを他のグループや他会場と交流しました。地域学校協働活動コーディネーターとして、教育課程に位置付いた活動プランを企画立案するノウハウや地域素材(資源)の活用方法等を学び合える、充実した熟議演習となりました。
【受講者が考えた活動プラン例】
活動プランの例 (PDFファイル)(810KB)
第2回の講座も158名の方に受講していただきました。各会場においては、グループワークにおいて職種や立場を超えて活発な意見交流や議論が展開されていました。
地域学校協働活動コーディネーターとして、一人でも多くの方が地域と学校をつなぐ要として、その役割を果たしていただきたいと考えています。
第3回の講座は10月25日(金曜日)に開催します。
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