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令和6年度地域学校協働活動コーディネーター養成講座(第3回)報告

研修内容

日時

令和6年10月25日(金曜日)13時00分~16時30分

会場

西部会場:広島市まちづくり市民交流プラザ(ひと・まちプラザ) 研修室A・B
東部会場:広島県尾道庁舎 第3会議室
北部会場:広島県三次庁舎第3庁舎 601会議室
オンライン:Zoom

オリエンテーション(13時00分~13時10分)

   本講座は8月21日(水曜日)に開催した第2回に続き、県内3会場同時開催ということで、西部会場から全会場へ配信して実施しました。
 オリエンテーションでは、養成講座全体のねらいや地域学校協働活動コーディネーターとして求められる役割、第3回のねらい等、司会者の方から説明を行い、講座がスタートしました。 

教育長メッセージ(13時10分~13時20分)

講師:広島県教育委員会 教育長 篠田 智志

教育長① 教育長② 教育長③

 本養成講座に参加された受講者の皆さん、そして、全3回を修了される皆さんに、「地域学校協働活動コーディネーター」としての役割や期待することについて、篠田教育長がメッセージとして話しました。「地域学校協働活動コーディネーター」は、地域学校協働活動の推進において、「ハブ」となる存在で、学校、地域住民、企業・団体など、様々な関係者を結び付け、協働して目標やビジョンに向かっていくための架け橋となっていただくこと、そのために、「関係構築のスぺシャリスト(つなぐ)」「活動のプランナー(つくる)」「地域資源の発掘・活用プロデューサー(活かす)」の役割を活かしていただきたいことがメッセージに込められていました。

講義「学校運営協議会における教育課程の充実改善」(13時20分~14時20分)

講師:特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事 竹原 和泉

 ​ 講師竹原和泉氏 西部会場 北部会場 講師②

 講義の様子は西部会場から、東部・北部の各会場とオンラインの受講者の方へ配信しました。
 講義では、学校と地域が一体となって子供の学びをつくっていくことの大切さについてお話をしていただきました。そのためには、「何をするか」という活動内容から考えるのではなく、「なぜ連携・協働するのか」ということをコミュニティ・スクールに関わる関係者で共通理解を持つことが大切であることを教えていただきました。また、現状を把握して子供の学びを可視化するとともに、学校運営協議会で熟議を行うことが必要であり、教育課程をものさしとしたカリキュラム・マネジメントを行うことの重要性を教えていただきました。小学校、中学校、高等学校の学びの連続性を意識することについても、講師自身の実践事例を踏まえながら分かりやすくお話をしていただきました。
 受講者の方は、自身が関わっている、あるいは、関わろうとしている地域や学校をイメージしながら、熟議の意義や進め方、子供たちの学びを可視化することなど、教育課程の充実改善に向けて学びを深めました。 

熟議演習「プロジェクト・マネジメント(ワークショップ)」(14時30分~16時20分)

講師:特定非営利活動法人まちと学校のみらい 代表理事 竹原 和泉

 西部会場 東部会場 北部会場 オンライン

 全3回にわたって開催した講座のまとめとなる演習です。西部会場から各会場へ配信するとともに、各会場では指導主事や社会教育主事等がグループの支援に入りながら進行しました。
 はじめに、講義を踏まえて地域と学校が連携・協働しながら行っている子供たちの学びについて、小学校、中学校、高等学校の各学年及び各教科等の一覧表に付箋を利用して整理しながら可視化をしていきました。
 そして、グループごとに「CSで教育課程を充実させるときの課題」について協議していただきました。教育課程を充実させるときに、どのようなことが大切か、どのようなことをポイントとしておさえておくとよいかなど、一覧表に整理する際に話題になったことをもとにしながら、協議が進められていました。グループで出された意見については、短冊に書き、会場ごとにホワイトボードにまとめました。

短冊まとめ(西部会場)短冊まとめ(東部会場) 短冊まとめ(北部会場)

 最後に、本養成講座の学びを生かして、具体的にこれからどのような実践につなげていくかを言葉で表し、一人一人が「行動宣言」として、決意表明をしていただきました。そして、会場ごとに全員で写真撮影を行い、養成講座での学びの証を残しました。受講者の皆様の充実した表情からも、今後の活動に向けた意欲を感じました。

行動宣言(西部会場) 行動宣言(東部会場) 行動宣言(北部会場) 

オンライン

振り返り・事務連絡(16時20分~16時30分)

 全3回の講座では、延べ400人を超える方に受講をしていただきました。各回において、職種や立場を超えてコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的な推進に向けて、活発な意見交流や議論が展開されていました。
 閉講にあたり、生涯学習センターの里本所長より話がありましたように、今年度本講座を受講された方が、地域学校協働活動コーディネーターとして、地域と学校をつなぐ要となり、学校と地域でつくる子供たちの学びの実現に向けて、その役割を果たしていただきたいと考えています。皆さんの御活躍を期待しています。

受講者からの評価(振り返りアンケート)

R6振り返りアンケート(第3回)結果 (PDFファイル)(327KB)

(案内)コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進連絡交流会

※修了者の方をはじめ、地域学校協働活動に携わる方々を対象とした交流会を開催します。→詳細はこちらから

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