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プログラム相談について

全体プログラムの構成の考え方 

○ 「経験」「体験」「体験活動」の違いは?

 ◇ 経験とは、↠ 人間が実際に見たり、聞いたり、行ったりすることを広く指しています。

 ◇ 体験とは、↠ 経験のうち、経験する者の能動性や経験の内容の具体性に着目して、能動的な経験や具体的な経験することを指しています。

 ◇ 体験活動とは、↠ 体験を通じて何らかの学習が行われることを目的として、体験する者に対して意図的・計画的に提供される体験を指しています。

 (中央教育審議会「次代を担う自立した青少年の育成に向けて(答申)」平成19年1月)

 つまり、「体験活動」とは、偶然に生じる学びではなく、意図的・計画的に学習する場を提供するものになります。

○ 全体プログラムの構成とは?

 全体プログラムの構成とは、宿泊体験活動などの目的やねらいの達成に向けて、活動プログラム等を構成的に選択し配列したものです。

○ 活動プログラムとは?

 活動プログラムとは、活動する子供たちなどの実態を踏まえ、明確な目標を設定し、目標を達成するために行う、野外炊さんやウォークラリーなどの活動です。

全体プログラム構成の立案の手順 

 全体プログラム構成の立案の手順は、次の流れで行います。

 (1)から(4)までの内容は、利用団体担当者の方が事前に把握し、整理しておいていただく内容になります。

全体プログラム構成の立案の流れ

プログラム相談について 

 体験活動を行う上で、全体プログラムの構成を考えることは非常に重要となります。福山少年自然の家では、利用団体と個別に相談を行いながら、一緒にプログラムを考え、利用団体の目的に迫れるよう、プログラムの提案を行います。

 

プログラム相談会について(対象団体は参加必須)

 プログラム相談会を開催する目的や対象、内容は、次の通りです。

⑴ 目的

 広島県立福山少年自然の家の利用に当たり、施設職員と全体プログラムの構成などを行うことで、教育効果を高めるとともに、事前踏査などの研修を通して安全管理体制を整える。

⑵ 対象

 ア 「山・海・島」体験活動ステップアップ事業実施小学校団体

 イ 利用計画書を提出された学校等利用団体

 ウ 学校等利用団体以外の一般団体

⑶ 内容

 ア 全体プログラムの構成の仕方について

 イ 主な活動プログラムについて

 ウ プログラム相談

 エ 宿泊室と活動場所の修正

 オ 歩く活動の内容決定と事前踏査(施設見学を含む)

 利用期間が重なっている利用団体は、プログラム相談を他団体と合同で行い、活動場所の修正等を効率的に行います。

 また、プログラム相談と歩く活動等の事前踏査を本相談会で一括して行うことで、利用団体担当者など、指導者の負担を軽減することができます。

 プログラム相談会の開催時期については、別途対象団体へ通知します。