免許が不要で、「エコ」な自転車。
あまりにも手軽なため、「ルールを無視しても大したことない」と思われがち・・・
しかし、自転車は「車」の仲間。交通事故の加害者になるケースだってあります。
使い方次第で「凶器」にもなる、自転車の交通ルールやマナーについて、今一度見直してみましょう。
・・・・自転車マナーアップチラシ
・・・・自転車による交通事故の状況
・・・・広島県自転車の活用の推進及び安全で適正な利用の促進に関する条例
・・・・自転車安全利用五則(ごそく)
・・・・自転車マナーアップ強化月間
・・・・やってみよう!自転車点検
・・・・自転車保険に入りましょう!
・・・・自転車の交通安全教育教材
・・・・自転車の安全利用チラシ(外国版)
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発生件数は年々減少傾向にあるものの、全体事故に占める割合は約2割を占めています。
※ 自転車事故が発生している場所を把握することで、事故の防止につながります。
自転車を安全に利用し、交通事故に遭わないよう注意しましょう。
参考 :「自転車事故マップ」
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道路交通法の改正により、令和5年4月1日から年齢を問わず自転車に乗るすべての人に ヘルメット着用が努力義務化されました。 警察庁の令和2年のデータによりますと、自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方の 約6割が頭部に致命傷を負っています。 ヘルメットの着用は、万が一の事故の際に、きちんと自分の身を守ることにつながります。 なお、ヘルメットを選ぶ際は安全性を最優先に考え、SGマークなどの安全基準をクリア したものを選ぶとともに、あご紐を確実に締めるなど、正しく着用しましょう。
道路交通法(第63条の11)の変更点
(改正前) 【児童又は幼児を保護する責任のある者の厳守事項】 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。 |
(改正後:令和5年4月1日~) 【自転車の運転者等の遵守事項】 1 自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。 2 自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。 3 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。 |
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1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
★自転車安全利用五則チラシ (PDFファイル)(927KB)(令和4年11月改定)
そのほか・・
日傘を差すのも傘差しです
”冬のワンポイント”
○道路の凍結に注意。
特に要注意なのは橋(道路などをまたぐ陸橋も含みます)で、橋の下を冷気が通るので凍結しやすくなります。
転倒やハンドルを取られる危険性がありますので気をつけましょう。
自転車には自動車のような「冬用タイヤ」に相当するものがないと考えてください。
積雪時などは自分の運転技術を過信せず、自転車を運転しない決断も必要です。
○日が短い冬。早めにライトの点灯を!
夕暮れ時は、人や物が見えにくく、ぶつかりそうになるまで気づかないこともあります。
出会いがしらで「ヒヤリ」としないためにも早めのライトの点灯を心がけましょう。ライトをつけるのは、運転者自身の視界を確保するだけでなく、歩行者や車に「自転車がいる」ことを知らせるためです。
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広島県では、自転車利用者の交通安全の意識を高め、交通ルールの遵守と交通マナーの向上を進めることにより、自転車乗用中の交通事故と自転車利用者による危険・迷惑行為を防止するため、毎年5月を「自転車マナーアップ強化月間」に設定しています。
自転車マナーアップ強化月間実施要綱 (PDFファイル)(341KB)
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☆ ブレーキはよく効いていますか?
片方ずつブレーキをかけて、効きを点検しよう。
☆ タイヤの状態は良好ですか?
空気は入っているか、傷や穴がないか点検しよう。
☆ 反射材はついていますか?
後方100メートルから反射するものを取り付けて、側面にもつけよう。
☆ 車体の状態は良好ですか?
ハンドルは前輪と直角になっているか、ライトは点灯するか、サドルはしっかりと固定されて身体にあっているかをチェックしよう。
☆ ベルはよく鳴りますか?よく鳴るか点検しよう。
なお、歩道上は歩行者優先です。むやみにベルを鳴らさないよう、注意しましょう。
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近年,自転車による加害事故が多発しています。
自転車利用者のマナー違反等により、自転車が加害者となる交通事故によって、死亡や重篤な後遺障害が生じ、なかには、9,000万円を超える損害賠償額を命令された事例も起きています。
万が一に備え,自転車保険に加入しましょう!
~ 自転車保険(賠償責任保険)について ~
自転車保険(賠償責任保険)には様々な種類があります。
○ 自転車保険(車両にかけるもの)…Tsマーク(※)付帯保険
○ 自転車保険(人にかけるもの) …民間保険会社が販売する自転車保険
○ 自動車保険等の特約
○ 個人賠償責任保険に含まれるもの 等
それぞれカバーする補償内容が違うので,補償内容を十分確認して,加入してください!
(※)Tsマークとは?
「Ts(Traffic Safety)マーク」とは、「自転車安全整備店」で自転車安全整備士が点検整備(有料)した普通自転車に貼られるものです。賠償責任保険と傷害保険の2つがセットになった1年間の付帯保険が付いています。
↓この「自転車安全整備店」のマークがある店で、取り扱っています。
自転車保険に入っているか,確認してみましょう!
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内閣府ホームページに、次のとおり自転車の交通安全教育のための教材が掲載されています。ご活用ください。(外部リンク)
英語版
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自転車の安全利用チラシ(日本語版) (PDFファイル)(1.73MB)
自転車の安全利用チラシ(英語語版) (PDFファイル)(2.47MB)
自転車の安全利用チラシ(中国語版) (PDFファイル)(2.36MB)
自転車の安全利用チラシ(ポルトガル語版) (PDFファイル)(2.58MB)
自転車の安全利用チラシ(ベトナム語版) (PDFファイル)(2.51MB)
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