公園などの身近な自然の中にあるステキな宝物を発見する遊びです。
自然に親しみを感じ、お子さんが親に「ステキ」を発見した感動を伝え、共感を得ることで、お子さんは表現する楽しさや、思いが伝わる喜びを感じられるかもしれません。
1 自然の「ステキ」発見のルールを決める。
見つけるものの簡単なテーマを設定する。
(例)
・空(雲の形)、真ん中(葉っぱ)、地面(面白い形の石)など、それぞれの場所でステキと感じるものを探す。
・丸いものを探す。
・いい匂いのするもの(嗅覚)、ふわふわするもの(触覚)、鳴き声(聴覚)、木の実(視覚)など、諸感覚を働かせて探す。
2 自然の「ステキ」を発見するため,カード(※)を持ってお散歩に出かける。
近くの公園などの身近な自然の中で、子供は発見した「ステキ」や不思議を親に伝える。
親は、子供の発見したものや、子供の発想や疑問などもカードに書きこむ。(カメラなどで撮影してもよい。)
※カードはページ下部からダウンロードできます。
3 家族に発見した「ステキ」を伝える。
どこが「ステキ」だったかなど、カードを見て振り返りながら、親子でおしゃべりを楽しむ。
(例)「雲が金魚みたいな形だった」「大きな葉っぱがワイパーみたいだった」
家族は、「どんなところがステキと感じたの?もっと教えて」とコミュニケーションを深める。
<準備物>
・自然のステキ発見カード (PDFファイル)(132KB)、鉛筆又はカメラ等
お子さんが「ステキ」と感じることは、生活の中に様々あります。
「いい匂いのするもの」「柔らかいもの」「白いもの」などテーマを決めて探検するのも楽しいですよ。
☆お子さんと楽しむためのヒントはこちら!!☆
・お子さんの発見や喜び、個性豊かな表現を受け止める声掛けをし、共感していることを伝えましょう。
(例)「見せて!見せて!」「本当だ!」「なるほど」
・「○○でしょ」と先に教えるよりも、お子さんが一生懸命探して伝えようとする気持ちを待って、受け止めましょう。
・お子さんが分かってもらえた・伝わった喜びを感じられるよう、発見をどんどんメモしたり、写真に撮ったりしましょう。
自然の中で活動する時は、長袖シャツ・長ズボン・帽子・靴下・運動靴を身に着け、ケガや虫刺され、熱中症を予防しましょう!
県内の幼稚園・保育所・認定こども園で、このプログラムを用いて親子遊びを行いました。
体験されたみなさんの声を紹介します。
【保護者のみなさん】
・公園に行くことはあっても自然と触れ合う機会はないと思っていたが、身近な場所でも視点を変えてみれば、多くの自然に子供たちと触れ合えることが分かった。
・子供が色々なことに興味を持って、様々な反応を見せるのが楽しく、自由な発想をしているのが面白かった。
【幼稚園・保育所・認定こども園の職員の方々】
・子供に答えを教えるのではなく、共感することの大切さを実感した。
・身近な生活の場でも十分に子供たちが満足して楽しめる。
◆親子遊びの様子
自然のステキ発見あそび紹介リーフレット (PDFファイル)(483KB)
【プログラム監修】
NPO法人 ほしはら山のがっこう http://www.hoshihara.org/
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