人事委員会ではブログを開設しました!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
毎週更新していきますので,試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!
こんにちは。
今回は人事委員会事務局2年目,入庁8年目(男性)がお届けします。
先週に引き続き,過去に経験した職場の紹介ということで,入庁して最初に所属した企業局について紹介します。
企業局では工業用水道事業,土地造成事業,水道用水供給事業,流域下水道事業の4つの事業を行っております。名前のとおり,広島県の経営する企業(地方公営企業と言います。)ですので,事業に係る経費は税金ではなく独立採算制の原則のもと,利用者の負担する料金などによって賄われています。例えば,水道用水供給事業では水を作って各市町へお届けしていますが,水を作る経費は税金ではなく住民の皆様の水道料金で賄われています。
また,地方公営企業の大きな特徴として,複式簿記のしくみを取り入れていることが挙げられます。地方公共団体の会計処理は単式簿記で行われ,会計記録は現金の動きのみを記録しますが,地方公営企業は複式簿記で,現金の動きに関わらず取引があった時点で収入や費用を計上しますし,土地の購入や減価償却などの現金以外の資産や負債の動きも記録することとなっており,単式簿記と比較してより正確に経営状況の把握ができるという利点があります。
ちなみに,先日ブログに登場した病院事業局も独立採算制で,税金ではなく患者さんの医療費で病院を経営しており,複式簿記での会計処理を行っています。
企業局や病院事業局以外の部署では,複式簿記に触れる機会は少ないですが,現金の動きのみでなく,様々な視点で地方公共団体の財務状況を見るために,勉強しておいても損はないと思います。
このように経営状況を正確に把握することに努めていますが,実際の経営状況はどうでしょうか。
企業局の4つの事業の中で,より県民の皆様に身近だと思われる水道事業についてお話させていただきますと,現在,水道事業の経営は厳しい状況に置かれています。
具体的には,人口減少による料金収入の減少や高度経済成長期に整備された施設の老朽化による設備更新費等の増が見込まれており,このままでは水道料金の大幅な値上がりの恐れがあり,市町が運営しているものも含め,水道事業は厳しい経営環境に置かれています。これらの課題に対応するため,広島県では水道事業の広域連携を進めています。広域連携とは市町の枠を超えて施設の整備や維持管理を効率化させることで,適切な料金で安定して水を届けるための取組です。
採用ガイダンスなどで,「県特有の仕事」は何かとの質問がよくありますが,水道事業の広域連携は,県全体の公益の増進のため県がリーダーシップを発揮し県内市町と共同して進めている取組であり,「県特有の仕事」の最たるものかと思います。
こんにちは,だんだん暑くなってきましたね。
今週から,人事委員会メンバーのリレーによるスペシャルバージョンでお送りします。
今回はこの4月に人事委員会に異動になった任用グループリーダー(男性・久しぶりの広島市内での勤務)がお届けします。
採用ガイダンスに参加した方へのアンケートで「もっと色々な職場の業務内容を知りたかった」という意見が多かったため,人事委員会の職員が順番に過去に経験した職場のことなどを紹介します。
突然ですが,
(1)「IC」←何の略か分かりますか?(インターチェンジじゃありません。)
(2)「褥瘡」←何と読むか分かりますか?
答えは文末に掲載しています。
広島県では知事部局から病院事業局や教育委員会など,任命権者の異なる部署への人事異動も行われています。
私は4月に人事委員会に異動になるまでは,長く病院に勤務していました。
どこの部署に異動になった時もそうですが,まずはその部署で必要な基礎的な知識を身につける必要があります。
異動した時には毎回,新しい仕事が自分に務まるのか心配になりますが,自分で勉強したり,前任者や職場の先輩方から教えてもらうことで何とかなりますので,過度の心配は必要ありません(と今の自分に言い聞かせています。)。
初めて病院勤務になったときには,医療について(専門用語など)全く分からないこと,それまであまり接したことのない職種(医師,看護師,薬剤師・・・等)の人たちと仕事をしなければならないことなどから,不安な気持ちが大きかったです。
(冒頭のクイズは病院以外では馴染みの薄い言葉の一例です。)
現在,広島県には2つの県立病院があり,病院の規模は違いますが,2つの病院のそれぞれが県立病院の役割を果たすべく,質の高い医療の提供,患者サービスの向上などに日夜努力しているところです。
病院での事務職員の仕事の範囲はとても幅広く,大きく分けると,総務事務(職員の給与・福利厚生等),施設管理・物品事務(施設の管理・修繕,必要物品(医療に必要な薬品,診療材料)の購入等),医事事務(患者さんの医療費の計算,請求)などがあります。
県立広島病院でいえば,職員(1,400人以上)や委託業者の方(100人以上)の方々が働いており,これに入院患者の方が500人以上,外来で来られる方が1日に1,000人以上います。巨大企業でもあり,1つの街といった規模ですので事務職員が担う業務の量や内容もそれ相当のものとなります(施設の中にコンビニや理髪店,保育所などもあります。)。
このブログを御覧の皆さんは,病院という職場で働くことをあまりイメージされていないかもしれませんが,県には本当にたくさんの仕事の分野と職場があります。
いろいろな職場で,いろいろな分野の仕事を経験する中で,少しずつ自分自身の適性も見つけられることは県職員の魅力の一つだと思います。
県立広島病院(広島市中区)
県立安芸津病院(東広島市)
※写真はそれぞれの病院のホームページから転載させていただきました。
答(1) インフォームドコンセント
答(2) じょくそう
(それぞれの言葉の意味はここでは省略しますので,興味のある方は調べてみてください。)
こんにちは。
先日,第1回広島県警察官採用試験の第1次試験会場である,県立広島大学へ下見に行きました。
大学までは公用車で行きました。
上司2人を乗せて運転するのはすごく緊張しましたが,無事到着することができて良かったです!
現地では,試験当日の使用予定教室を回り,写真を撮ったり,配席を確認したりしました。
新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行ったうえで,皆さんに安心して受験いただけるよう,準備を進めています!
こんにちは。
先日先輩と,食堂に行ってきました!
この食堂は,県庁東館12階にあり,警察職員が多く利用します。
私が行った日の特別定食は「ハンバーグ&エビフライ」,日替わり定食は「カツカレー」でした。
私は焼き飯(420円)を注文しましたが,クリームシチューやサラダも一緒についてきました。
どのメニューもボリューム満点です!
本館地下や東館8階にも食堂があるので,そちらの様子もまたご紹介できればと思います!
こんにちは。
この4月から入庁2年目になりました!あっという間の1年でした。
今日は年度最終日と年度始めの様子をご紹介します。
3月31日の夕方には,翌日から人事異動となる職員の引っ越しがあり,たくさんの荷物をカートに入れてみんなでお見送りをしました!
たった1日で異動するすべての職員が入れ替わるので,庁内では夕方から大きな荷物を持った人がたくさん行き来していて不思議な光景でした。
コロナ禍の中で規模は縮小していますが,4月1日には関係部署の方が挨拶に来られたり,挨拶に行ったりしていました。
わたしも1年前に,すごく緊張しながらいろんな部署を回ったことを思い出しました。
また,違うグループに新入職員も入りましたので,また入庁後の感想等を聞いてみたいと思います!
それでは,引き続き今年度も人事委員会ブログをよろしくお願いします!