家庭でできる食中毒予防のポイント ~食品の保存~
印刷用ページを表示する掲載日2020年7月27日
食中毒は必ずしも飲食店だけで起こるものではなく,家庭でも起こる可能性があります。
一般に,食中毒菌や腐敗菌は,10℃を越えると徐々に増殖します。
冷蔵庫・冷凍庫を活用して,食品の温度管理に気をつけましょう。
- 買いものから帰ったら表示を確認して,冷蔵や冷凍の必要な食品は,すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
食品には,その種類に応じた適切な保存方法があります。何でも冷蔵庫に入れて冷やしておけば良いというわけではありません。 - 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。目安は,7割程度です。
冷たい空気が庫内にいきわたるには,空気が流れる隙間が必要ですので,適度に間を空けましょう。 - 冷蔵庫は10℃以下,冷凍庫はマイナス15℃以下に維持することが目安です。
- 冷蔵庫や冷凍庫は,扉を開けたら直ぐに閉めましょう。
扉の開閉は短時間でも元の低温に戻るには長時間かかります。特に夏は外気温が上がり,飲み物を取りだす回数も増えるので気をつけましょう。 - 肉や魚などは,ビニール袋や容器に入れ,冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないようにしましょう。
- 冷蔵庫内は定期的に清掃し,期限の切れた古い食品があったら処分しましょう。
- 常温保存できる食品であっても,高温になりやすい場所,日光のあたる場所,湿気が多い場所での保存は避けましょう。
- 開封・開栓した食品は,早めに使い切りましょう。
<参考>
冷蔵庫のかしこい使い方(農林水産省ホームページ)
知っていますか 食品の期限表示