指定:昭和49年4月19日
所在:安芸高田市吉田町吉田
面積:95.34ヘクタール
この地域は、安芸高田市吉田町の市街地に面した郡山城跡を中心とする歴史的資産とその周辺地域の自然林が一体となって、地域住民の良好な生活環境を形成しています。
地域の中心である郡山は、標高440メートルで、花崗岩の風化による砂土、砂壌土からなる丘陵を形成しています。
主な植生として、アカマツ、スギ、ヒノキ、クリ、クヌギ等が見られます。特に、郡山一帯では、樹齢数百年を経たスギの巨木林も現存し、62科350種におよぶ樹種が数えられ、まさに原生的天然林の様相を呈しています。
郡山は、毛利元就の築城した郡山城跡、一族の墓地等の藩政時代の文化的遺跡が多く、昭和14年に史跡として国の指定を受けています。
城下町吉田の誇りうる象徴として、古来より、住民に受け継がれ、また、山麓にある憩の森は、地域住民の散策の地として親しまれています。
郡山大師堂
郡山大師堂横の地蔵
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号平成25情複第286号)