交通事故死者数の約半数を65歳以上の高齢者の方が占めています。
当事者別では四輪が最も多く、次に歩行者となっています。
高齢者の歩行者又は自転車における交通死亡事故現場から自宅までの距離別グラフです。
自宅から500m以下が半数を占めています。
14時から16時の時間帯に多発しています。
薄暮時帯や夜間は、自分の存在をアピールするため、蛍光色や明るい服装を着用し、反射材用品を身に付けましょう。
安全な運転を継続するためには、図の5つの能力(安全運転力)がバランスよく備わっていることが重要です。
安全運転ができる状態 | 交通事故につながりやすい状態 |
※ 参考文献~北村憲康著、「安全運転寿命」、(株)企業開発センター交通問題研究室発行、平成21年
☆ 能力の変化は自分ではわかりにくいものです。安全運転寿命についてご家庭で考える機会を設けてみませんか。
夜間の運転や体調の悪いときは運転を控えたり、いつもの道の危険な箇所をチェックする等安全な運転を続けるためにどうしたらよいか話し合ってみてください。
「運転免許証返納制度(※)」という制度もあります。安全運転に不安を持ったら勇気を持って返納しましょう。
正式には運転免許証の取消し申請手続きを言います。加齢に伴う身体機能の低下などにより運転を継続する意思がなく免許を返上したい場合や大型免許は不要だが原付免許だけ継続したい、という場合に申請することができる制度です。
詳しくは、広島県警のホームページをご覧下さい。→https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police1/060-keirekisyo.html