頼山陽の生涯を年表にまとめ、エピソードを交えながら紹介しているほか、『日本外史』の特集、広島と頼家の暮らしを展示しています。『日本外史』の特集コーナーでは、その構想から執筆・完成までの流れと、日本外史の特色を解説しています。また、壁面の「頼山陽のふるさと「広島」と頼家の暮らし」のコーナーでは、頼山陽が広島で暮らしていた時代の城下町広島の風景と、資料館の敷地内にあった頼家の屋敷での暮らしぶりを紹介しています。
源氏・平氏から徳川氏にいたるまでの武家の興亡を漢文で記した歴史書で、山陽の代表的著作です。刊行されたのは山陽の没後で、簡潔で読みやすいことから広く読まれ、幕末の志士たちに大きな影響を与えました。
写真は、嘉永元年(1848)に山陽の3人の子(聿庵・支峯・三樹三郎)により刊行された『日本外史』です。
『日本外史』(頼氏正本)