頼山陽や田能村竹田をはじめとする江戸時代の文人たちは「万巻の書を読み 万里の路を行く」という中国の文人の生き方に憧れ、世俗を超越した崇高な境地を目指して筆を揮いました。風雅な趣に溢れた彼らの作品は、今なお多くの人々を魅了してやみません。
本展は、世俗を超越しようとする南画の伝統的様式美に根ざした作品を公募し、作品を公開することで改めて風雅の精神とは何かを問いかけ、その今日的意義について考える問題提起の場としたいと思います。
【応募締切】令和6年12月7日(土)
【画 題】
・四君子(蘭・竹・梅・菊)・山水画・花鳥画などの伝統的な画題
・自由画題(伝統的な画法を踏まえたもの)
※画賛の有無は問わない。
応募要領や応募方法等の詳細は募集要項をご覧ください。※PDFデータを印刷した出品申込書でもご応募いただけます。
令和6年度全国公募「南画精華展」作品募集要項 (PDFファイル)(1.02MB)
【会 期】令和7年3月14日(金)~3月30日(日)
【会 場】頼山陽史跡資料館 展示室・ロビー(入賞及び入選作品、審査員作品の展示)
【主 催】頼山陽史跡資料館特別展実行委員会(公益財団法人頼山陽記念文化財団、頼山陽史跡資料館)
【後 援】広島県、広島市、広島市教育委員会、中国新聞社