【主な職務内容】
○知事部局
税務,保健・福祉,観光振興など,多様な行政分野において施策の企画立案や許認可事務,会計事務などの幅広い業務を行います。
○教育委員会
就学前教育・学校教育の充実や生涯学習の振興など,一人一人が,生涯にわたって主体的に学び続け,多様な人々と協働して新たな価値を創造することができる教育環境の整備に取り組んでいます。
【主な勤務先】
知事部局,教育委員会等の各課及び地方機関等並びに県立学校等
※配属歴の組織名・職名は当時の名称です。
会計管理部審査指導課(平成29年2月時点)
主事 小田 章湖
【配属歴】
平成26年4月~ 会計管理部審査指導課 主事
審査指導課の主な業務は,県で執行する予算に係る会計書類の審査や会計事務の指導です。そのうち,国から任されている国費の支出事務などが私の担当です。
厚生労働省などの国の機関から,どのようなお金がどのような手続で支払われているかを見ることができ,勉強になります。
支出書類の審査では,支出金額や振込先に誤りがないか,支出内容が法令に違反していないかなどをチェックしています。
審査指導課は支出内容の最終チェックを行う「最後の砦」の役割を担っているので,誤った支出が行われないように心掛けています。
視覚障害があるため,初めは不安がありましたが,半年間,上司に個別面談を行ってもらい,困っていることを相談したり,アドバイスを受けたりするうちに,少しずつ解消していきました。
県では年に数回,上司との面談が行われ,いろいろな相談ができるため,安心して働くことができます。
審査指導課と聞くと,堅苦しいイメージを受けるかもしれません。
基本的には皆集中して黙々と自分の仕事に取り組んでいますが,グループを超えて雑談することも多く,和やかな職場です。
休日は美術館巡りをすることが多いです。
県外で興味のある展覧会が開催されれば,旅行も兼ねて休暇を取って出かけることもあり,最近ではSLに乗って島根県津和野町にある安野光雅美術館に行きました。
また,平日の仕事帰りに,時間が合えば映画を観ることもあります。
危機管理監危機管理課(令和5年3月時点)
主事 大樂 雄人
【配属歴】
平成28年4月~ 土木建築局港湾振興課課(主事)
平成31年4月~ 危機管理監危機管理課(主事)※岡山県危機管理課へ派遣
令和3年4月~ 危機管理監危機管理課(主事)
県内にある23市町の災害対応力向上のための支援業務を担っています。
災害という非常事態に適切な対応をするには,平時における効果的な訓練の実施や,対応の拠り所となるマニュアルなどの整備が不可欠です。
いつ起きるか分からない災害に備えるために,市町職員の方々と協力しながら,訓練の企画やマニュアルの作成などを行い,「災害に強い広島県」を目指して取り組んでいます。
県職員の仕事は,県民の方々の生活に多く関わっています。私たちの日々の業務が,県民の方々の安全や住みやすさの土台を作っていると思うと,非常に責任感ややりがいを感じられる仕事だと思います。
したがって日々の業務では当然大変なことや苦しいこともありますが,仕事の悩みなどは職場内で相談しやすい空気があるので,安心して職務に臨むことができています。
休暇制度なども充実しており,仕事がひと段落すれば,思い思いのリフレッシュをすることも可能です。
業務にもしっかり取り組みながら,プライベートも充実させられることは,県職員の大きな魅力であると思います。
危機管理監みんなで減災推進課(令和2年6月時点)
主事 山田 吏加
【配属歴】
平成26年4月~ 商工労働局観光課 主事
平成29年4月~ 総務局財産管理課 主事
令和2年4月~ 危機管理監みんなで減災推進課 主事
広島県の観光素材を旅行会社にPRする仕事です。47都道府県ある中で,旅行会社の作成するパンフレットに広島県の観光・体験素材を載せていただくために,市町の観光担当者等と一緒になって,東京や大阪等に行きPRを行ったり,ツアー造成担当者に新しく売り出したい体験や施設,食べ物を広島に来て体験していただき,魅力を伝えたりしました。実際にパンフレットに掲載される等形になったものを見られた時の喜びはひとしおでした。
県職員の業務は多岐にわたりますが,どれも広島県をより良くしていく上で必要なものであり,それに携わっていることに非常に魅力を感じています。
現在,所属している「みんなで減災推進課」は,平成26年の広島土砂災害を教訓に制定された,広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動条例に基づき,県民の皆様等と一体になって「災害死ゼロ」を目指す取組を進めている課です。
今年度,私は確実な避難行動に繋げるための取組の一つとして,「ひろしまマイ・タイムライン」の制作に携わりました。ホームページをはじめ,あらゆるツールを通じて,一人でも多くの県民の皆様にこの取組を伝え,命を守る行動に繋げていただきたいと思っており,この重要な業務に責任とやりがいを感じています。
総務局秘書課(令和3年3月時点)
主任 尾下 翔一
【配属歴】
平成25年4月~ 総務局経営企画チーム 主事
平成28年4月~ 土木建築局道路河川管理課 主事
平成31年4月~ 総務局秘書課 主事・主任
国家又は公共に対し功労のある方や,善行者等模範となる方を顕彰する栄典業務や秘書課内の庶務業務を担当しています。栄典業務の中でも叙勲伝達式では,一般には目にする機会のない国璽(こくじ。国家の表象として用いる印)が押された勲記や勲等を扱い,完璧を求められるため,緊張感を持って対応しています。
また,課内の庶務業務は,知事,副知事のトップマネジメントを支える秘書課の全職員が高いパフォーマンスを発揮できるよう,着実,丁寧な業務遂行とともに,臨機応変な対応を心掛けています。
災害対応を行う中で,執務環境を整理する必要が生じた際に,関係部署と対応策について検討し,速やかに実行することなどにより,他の秘書課職員が秘書業務に集中して取り組んでいる姿を見ると,やりがいを感じます。
また,県の業務は多岐にわたるため,同じ部署内でも担当業務が変わると,最初は業務の全体像がなかなかつかめず,大変な面もありますが,その苦労を乗り越える度に新しい知識や経験が身につき,自分自身が成長できたと実感できることも魅力であると思います。
自治総合研修センター(令和2年3月時点)
主任 中山 詩織
【配属歴】
平成15年4月~ 地域振興部交通対策室 主事
平成18年4月~ 総務局人事課 主事
平成21年4月~ 西部こども家庭センター 主事
平成24年4月~ 健康福祉局健康対策課 主任
平成27年4月~ 総務局経営企画チーム 主任/うち平成29年4月~平成31年3月産育休
平成31年4月~ 自治総合研修センター 主任/部分休業取得中
学生時代から,人の役に立つ仕事がしたいと思っており,その思いを実現するために広島県職員になりました。私は行政の一般事務として採用されたので,様々な部署で勤務しています。配属された部署で,課題は何か,何をすれば県民の皆様の幸せにつながるかを考え,働くことは,とてもやりがいがあります。
西部こども家庭センターでは総務企画課に所属し,里親になりたい人や職員向けの研修の企画,所内の庶務をしていました。センターには一時保護所があり,様々な事情を持つ子供たちが短期間,生活しています。それまでの食事は宅配のお弁当を利用していたのですが,子供たちに,できたてのご飯を食べてほしい,調理している音やご飯が炊きあがる匂いを知ってほしい,という思いから,センターで食事を提供できるよう調理設備を調え,調理業者を選定しました。そして1日3食,365日,子供たちに手作りの温かいご飯が提供できるようになった時はうれしかったです。
総務局税務課(平成29年2月時点)
主事 信野 友貴
【配属歴】
平成23年4月~ 環境県民局環境県民総務課 主事
平成26年4月~ 総務局税務課 主事
私は就職活動するにあたり,3つの条件がありました。
1つ目は,多種多様な仕事に携わることができること,2つ目は,影響が大きい公共的な仕事ができること,3つ目は故郷広島に仕事を通じて社会貢献ができることでした。
県職員は,私の「欲張り」な考えにぴったりであると直感し,志望しました。
私は,主に自動車税・自動車取得税の担当をしています。
特に自動車税は4月に業務が集中し,約62万通の納税通知書を発付するまでは落ち着きませんが,自宅に自動車税の納税通知書が届き,それを手にしたときは,何とも言い難い気持ちになり,やりがいを感じます。
情報を受け取る人の立場に立って,仕事をするよう心掛けています。
そのためには,自分が日常生活で「いいな」と感じるサービスなどを,仕事で生かすことはできないかと考えています。
税のパンフレットやホームページのレイアウトを見やすく変更するなど,少しでも自分の仕事に反映できたときは嬉しい気持ちになります。
人事異動でいきなり専門的な仕事をしなければならないことです。
当初,異動したてで右も左も分からずうろたえていた私でしたが,先輩に手伝っていただいたり,税務の経験が長い上司から的確なアドバイスをいただいたりして,何とか乗り越えることができました。
私は,この4月に子どもが産まれましたが,休暇を取れるよう事前に配慮していただき,配偶者出産休暇,育児参加休暇を利用して出産に立ち会うことができました。
子どもが産まれ,ますます家族との時間を大切にしようと考え,仕事を集中してこなし,残業しないようメリハリをつけて過ごしています。
地域政策局都市圏魅力づくり推進課(平成30年3月時点)
主事 坂本 知世
【配属歴】
平成26年4月~ 総務局人事課 主事
平成28年4月~ 地域政策局都市圏魅力づくり推進課 主事
生まれ育った広島の過ごしやすい気候やスポーツに熱い県民性等が大好きで,ずっと広島での就職を考えていました。大学進学に伴い,県外から改めて広島を見た際,広島の魅力を再確認するとともに,その反面で課題に気づくこともあり,より良い広島県をつくる業務に携わりたいと思い,志望しました。
広島東洋カープとの連携に関する業務や,まちの魅力づくりにおける広島市や福山市との連携などの業務を担当しています。カープに関する業務では,県庁内のカープ担当窓口として,県事業のPR等に関する球団への協力依頼の調整を行っています。県のサービスや制度,イベント等を県民の皆様に広く知ってもらいたいという熱い思いを代弁する,緊張感と責任のある仕事ですが,成果に結びついた時には,とても嬉しく,また,やりがいを感じます。
専門性の高い業務や調整が大変な業務も多く,一筋縄ではいかないこともありますが,先輩方に教えてもらいながら,日々勉強しています。
県での業務は非常に多岐にわたり,職歴も十人十色ですが,皆広島を良くしたいという志を持って働いています。仕事も暮らしもエンジョイしながら,自らを高めていくことのできる環境が整っている広島県で,ぜひ一緒に働きましょう!
環境県民局学事課(令和5年6月時点)
主事 竹本 航大
【配属歴】
令和3年4月~ 環境県民局学事課 主事
私が主に担当しているのは、私立学校が各学校の特色を活かした教育活動を行えるように、補助金などを通じて学校を支援する業務です。
広島県には現在、70校以上の私立小・中・高等学校、60校以上の専修学校など多くの私立学校が設置されており、各学校の建学の精神に基づいた教育活動をしています。公立学校と並び、広島県の教育の一翼として、その力を十分に発揮してもらえるように仕事に取り組んでいます。
県内の私立小・中・高校には現在、20,000人を超える児童・生徒が、また、専修学校には10,000人を超える学生が在籍しています。私自身も広島県で育ってきた1人であるため、今度は自分が今後の広島県の教育の支えとなるべく働けていることは、とてもやりがいと責任を感じています。
また、実際に仕事を進めていく中で、課内だけではなく、他の部署や庁外の機関と連携して進めていく仕事もあり、調整しながら進めていくことは大変な時もありますが、達成した時のやりがいに繋がっています。
健康福祉局安心保育推進課(令和2年6月時点)
主事 岩本 幸子
【配属歴】
平成27年4月~ 総務局人事課 主事
平成30年4月~ 健康福祉局安心保育推進課 主事
昨年,幼児教育・保育の無償化に係る業務を担当したことが印象に残っています。制度導入に伴う,県の関係規定の整備や,市町への制度説明会の開催,市町や保育施設からの相談・問合せ対応などの業務を行いました。大きな制度改革であったため,法令や制度を正しく理解するのに苦労しましたが,上司や先輩職員にサポートしてもらいながら,無事に完了したときは,達成感がありました。
採用当初から割り振られる担当業務については,自身で考え,主となって進めていくことになります。ひとつひとつの業務が,県民の暮らしを守るためや,よりよくするために必要な仕事であることから,責任のある仕事であり,やりがいを感じています。また,県職員の仕事は幅広い分野があり,多岐にわたりますが,同じ部署のなかでも本当に多様な仕事があると感じます。担当業務が変わると,最初はわからないことだらけで,大変な面もありますが,そのたびに新しい知識や経験を身に着けることができ,自分自身が成長できることも魅力であると思います。
健康福祉局健康福祉総務課(平成29年2月現在)
主事 大友 一奈
社会的に弱い立場にある人々の生活をより良くしたいという思いがあり,福祉行政に携わりたいと考えていました。
加えて,自分の出身地である広島県に恩返しをしたいという思いから,県職員を志望しました。
総務グループに所属し,局内の物品の管理や非常勤職員の方の給与の支払い,局内の事業課と局外の課との内部調整を担当しています。
業務自体は表舞台に出ることのない下支えのような内容ですが,局内外の多くの職員と協力しながら業務を進める必要があり,とてもやりがいを感じています。
また,近年非常に注目されている医療・福祉行政について広く学ぶことができ,その変化を肌で感じながら仕事ができるので,非常に魅力的だと思います。
局内の職員からの依頼に対し,意図を適切に理解するために,様々な法・制度の基礎をしっかりと勉強しながら,誤りのない事務処理を心掛けています。
業務の特色として多くの制度を理解する必要があるので,忙しいときでも,基本の理解を怠らないよう努めています。
いつも和気あいあいとしており,明るい職場です。
また,業務で困ったときは,課の中でグループを問わず相談できる,風通しの良い部署でもあります。
新規採用職員として配属された時から,とても安心して仕事をさせてもらっています。
毎週水曜日は定時で退庁し,同期と食事に行くなど,楽しい時間を過ごしています。
また,美術鑑賞が好きなので,先日は県立美術館で開催された,障害のある方が創作された芸術作品が展示されている「あいサポートアート展」を鑑賞しました。
この「あいサポートアート展」は,業務を通じて開催を知りました。
総務グループの業務は県の様々な事業を知ることができるので,「欲張り」ライフの充実にもひと役買っています。
商工労働局働き方改革推進・働く女性応援課(平成31年3月時点)
主事 横山 愛
【配属歴】
平成29年4月~ 商工労働局働き方改革推進・働く女性応援課 主事
カナダへの留学時に周りの方々に助けてもらった経験から,今度は自分が困っている人を支援したいと思うようになりました。また,色々な仕事を経験したいと思い,様々な部署があり,幅広い業務を通して人々の支援ができる県庁に魅力を感じました。そのような中で,広島県の住みやすさも感じたため,広島県を志望しました。
現在,未就業女性のための就職相談コーナーの運営や,女性管理職登用への意識啓発を目的とした交流会の開催,女性活躍優良事例の取材など,様々な事業に携われる部署に所属しています。業務をする中では,運営方法やイベントの内容について考えることが多く,悩む時もありますが,その分運営やイベントが上手くいったときには達成感を感じます。また,実際に相談コーナーの利用がきっかけで就職ができた方やイベントに参加していただいた方と接し,お役に立てたことを実感できた時にやりがいを感じます。
広島県は,「仕事と暮らしも。欲張りなライフスタイルの実現」を推進しており,働きやすい環境です。その中でも,一般事務は業務が多岐に渡り,それぞれにやりがいや楽しさがあると思います。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
商工労働局観光課(平成29年3月時点)
主事 河本 雄太
【配属歴】
平成25年4月~ 危機管理監危機管理課 主事
平成28年4月~ 商工労働局観光課 主事
私は県外出身ですが,大学時代の4年間を広島県で過ごしました。広島県は,都市(ショッピング,人気アーティストのライブ等)と自然(マリンスポーツ,瀬戸内の多島美等)が近く,それぞれの良さを補完し合っていることが一番の魅力だと思っています。そんな広島県で働き,この魅力をもっと広めたい,より魅力のある街づくりに携わりたいと考え,本県を志望しました。
平成28年度から観光課に新設されたサイクリング担当として,観光客数,観光消費額増を目指して,サイクリングによる観光振興に取り組んでいます。具体的には,平成28年10月30日に開催した「サイクリングしまなみ2016」を通じて,しまなみ海道サイクリングロードを「サイクリストの聖地」として国内外にPRするなどしています。
華やかな仕事に思えるかもしれませんが,実際には関係機関との調整など地道な業務が多いです。しかし,市町,地元の企業,住民の方々等と一緒になって,県の内外に広島県の魅力を伝えることで,観光振興につなげることにとてもやりがいを感じています。
終業後は,ランニングや映画鑑賞をしたり,友人とお酒を飲んだりするなど,休日並みに満喫しています。また,月に1回程度は,年次有給休暇を取得して,広島県内の映画ロケ地を散策したり,サイクリングやスノーボードでリフレッシュしたりしています。
広島県では,「仕事でチャレンジ!暮らしをエンジョイ!活気ある広島県」として,仕事はもちろん,プライベートも充実させる働き方を推進しています。仕事も暮らしも欲張りなライフスタイルを広島県で一緒に実現してみませんか。
農林水産局 農業技術課(令和2年6月時点)
主事 沼田 優
【配属歴】
平成26年4月~ 環境県民局学事課(主事)
平成29年4月~ 総務局秘書課(主事)
平成31年4月~ 農林水産局農業技術課(主事)
指導農業士(※)と農業関係高校の生徒さんの交流行事を運営したことです。高校生の前向きな姿勢や,指導農業士の「地域の若者を大切に育てたい」という想いに感動しました。普段は庁内で執務をすることが多いため,現場の想いに触れられた貴重な経験となりました。
※優れた農業経営を実践し,担い手育成や地域振興に貢献している農家(県が認定)。
観光,スポーツ,福祉,教育,農業,総務など,様々な分野の仕事を経験できることだと思います。行政(一般事務)職は局をまたぐ異動も多く,多様な業務を経験することにより,広い視野と知識を身に付けることができます。覚えなければならないことも多いですが,日々新たな発見の中で働くのは楽しいですし,知識や経験が成果に結びついた時は大きな達成感が得られます。
また,休暇制度が整っており,有給休暇はもちろん,結婚,育児,介護など,ライフステージに応じた休暇を取得できます。テレワークや時短勤務制度も整備されており,上司や同僚のサポートも厚いです。
広島港湾振興事務所(令和5年6月時点)
主事 藤井 規之
【配属歴】
平成31年4月~ 県立総合技術研究所畜産技術センター 主事
令和4年4月~ 広島港湾振興事務所 主事
主に、広島港の施設の使用に関する許可事務を担当しています。
許可事務は、施設の使用を許可しても港の機能に支障ないか、確認しながら慎重に手続きを進めています。
他に、外航クルーズ船が広島港に寄港した際には、港まで出向いて外国人に観光案内を行うこともあります。
県職員の仕事は様々ありますが、実際に仕事に就いて初めて、そのどれもが無くてはならないものだと気づき、非常に責任を感じて仕事をしています。
私の今の仕事は、県民の方々からの声をきっかけにして、公共財・サービスの改善を検討することも少なくありません。より良い社会を築くための仕事を行うことにやりがいを感じています。
土木建築局西部建設事務所廿日市支所管理用地課(平成29年2月時点)
主事 井東 拓也
【配属歴】
平成26年4月~ 瀬戸内しまのわ2014実行委員会事務局 主事
平成26年12月~ 西部建設事務所廿日市支所管理用地課 主事
昔から土地関係の仕事に関心があり,民間の不動産業や建設業への就職を考えている時期もありました。
しかし,住宅等よりも公共性の高い道路や港湾等のインフラ整備の方が,自分の関心に沿っていると考えました。
また,県であれば,ハードの整備に留まらず,あらゆる観点から「街」や「地域」の形成に参加できることが魅力でした。
加えて,学生時代には広島県を離れて暮らしましたが,やはり自分は「海もあり,山もあり,豊かな自然と都市の利便性を兼ね備えた広島県が好き」と自覚したので,広島県職員を志望しました。
私は,港湾・漁港・海岸の施設管理や,施設使用に伴う調整や許認可を主に担当しています。
現場での仕事が多く,旅客船・プレジャーボート等の出入りや石炭等の荷揚げを目にすることがあるのですが,人々の生活や観光・海洋レジャー・物流等の一端に自分の仕事が組み込まれていると思うと,感無量です。
また,港湾施設整備事業に伴う調整にも加わっています。
当所では,世界遺産「嚴島神社」の玄関口である宮島口の港湾施設整備を行っており,今後新しいフェリーターミナル等を整備する予定です。
年間約400万人の国内外からの観光客が訪れる宮島口の生まれ変わっていく様子を肌で感じ,ワクワクしながら日々働いています。
このように,住民の暮らしや観光・工業等の舞台となるフィールドを造っていけることが,やりがいであり魅力だと感じています。
心掛けていることは3つあります。
「分かりやすさ」:専門知識のない一般の方でも理解できるよう,分かりやすい説明や資料作成を行うようにしています。
「信頼感」:利用者の信頼感が得られるよう,申請方法や手順を丁寧に説明するなど,利用者目線での対応を心掛けています。
「スピード」:現場は常に動いています。私達の仕事が滞れば,利用者や関係者に多大な迷惑がかかるので,迅速に仕事をするようにしています。
現在は港湾の秩序維持が主な役割なので,今後は,より利用者に近い視点で港湾の利用促進を行っていきたいです。
例えば,最近盛んになってきているクルーズ船の誘致や,水上飛行機・水上バス等の普及促進に携わりたいと思っています。
私はもともと旅行が好きで,学生時代は国内外の色々な場所に行っていました。
働き始めてからは中々行く機会がないことを覚悟していましたが,仕事を計画的に進めることで,休暇取得ができています。
5月の連休には,年次有給休暇を合わせて取得し,和歌山県の熊野に遊びに行きました。世界遺産の熊野本宮や温泉がある自然豊かな町です。
熊野には3日間の滞在でしたが,このように数日にわたる遠出が気兼ねなくできることに,とてもありがたみを感じています。
これからも,熱意を持って仕事に取り組む一方で,休暇を利用して旅行をし,自分の見聞を広めたいと思っています。
教育委員会事務局学びの変革推進部学校経営戦略推進課(令和5年2月時点)
主任 松岡 彩香
【配属歴】
平成25年4月~ 教育委員会事務局管理部教職員課 主事
平成28年4月~ 県立呉三津田高等学校 主事
平成30年4月~ 教育委員会事務局管理部文化財課 主任
令和4年4月~ 教育委員会事務局学びの変革推進部学校経営戦略推進課 主任
私が所属する学校経営戦略推進課は,学校教育活動や学校運営に係る支援等の業務を行っています。私は主に,寄附金を基にして学校の教育活動や施設・設備を充実させるための企画立案,運営を担当しています。そのために,関係部署や実施校の教職員と打ち合わせを重ねています。また寄附金や諸費会計事務に係る学校からの相談対応も担当しています。相手の想いを汲み,それを形にしていくために,話を「聴く」ことを大切にしようと日々心がけています。
教育委員会というと「学校」をイメージする人が多いのではないでしょうか。確かに私が現在担当しているような学校に関する業務もありますが,実際には文化財保護,博物館や図書館等の整備・運営を通して社会人にも学びを提供する業務,乳幼児期の教育の質を高めていく業務など,その業務は多岐にわたります。幅広い人達の学びを支え,創っていくことに携わることができるのは新鮮であり,自らも学び,成長していることを感じることができます。
教育委員会事務局教育部学校経営支援課(令和2年3月時点)
主査 井田 吉彦
【配属歴】
平成15年10月~ 教育委員会事務局管理部総務課 主事
平成18年4月~ 広島県立尾道北高等学校 主事
平成20年4月~ 文部科学省(研修生) 主事
平成22年4月~ 教育委員会事務局管理部教職員課 主事・主任
平成25年4月~ 教育委員会事務局教育部教育改革推進課 主任
平成27年4月~ 教育委員会事務局教育部県立学校改革担当 主任
平成28年4月~ 教育委員会事務局教育部学校経営支援課 主任・主査
私は,教育行政に携わっていますが,本県では,「広島で学んで良かった」と思える日本一の教育県の実現を目指しています。高い志を持って,未来を担う子供たちの育成のために働けることが,一番のやりがいです。また,子育てとの両立などワーク・ライフ・バランスを意識した働き方を推奨していることも大きな魅力だと思います。
現在,教育委員会の学校経営支援課で,学校の業務改善や働き方改革を進める担当をしています。教員が子供と向き合う時間を確保することで教育の質を高めていくとともに,学校全体の負担軽減を図りつつ,教職員一人一人がやりがいを持って勤務できる環境を作るという重要なミッションです。学校の働き方改革を進めるため,取組方針・計画の策定,勤務実態調査の実施・分析,管理職に対する業務改善研修の実施,学校の業務をサポートするスタッフの配置など,多様な業務を進めていく必要がありますが,担当メンバー一丸となって,今まさに,取組を進めています。
教育委員会事務局管理部総務課秘書広報室(平成31年3月時点)
主事 川口 真実
【配属歴】
平成24年4月~ 広島県立尾道北高等学校 主事
平成27年4月~ 教育委員会事務局管理部健康福利課 主事
平成30年4月~ 教育委員会事務局管理部総務課秘書広報室 主事
小学生のときに訪れた広島で感じた「居心地の良さ」が決め手となって進学した広島の大学在学中に,人の温かさや豊かな自然など,本当にたくさんの広島の魅力に触れました。その中で,広島で働きたい,誰もが居心地の良さを感じる広島県にしていきたいと思うようになり,人づくりや地域づくりに携わることができる広島県を志望しました。
私の所属する秘書広報室教育広報係では,教育委員会会議,広報,表彰,統計等に係る幅広い業務を行っています。その中でも,報道機関へ向けた広報の業務は,教育委員会の活動や,児童生徒の活動を,情勢やタイミングを見ながら,いつ,どのようにアプローチしていくのが効果的かということを考え,行うことが求められる難しい仕事です。いつも思うような成果が出せるとは限りませんが,その分,新聞やテレビなどに取り上げられた時には,とてもやりがいを感じます。
教育委員会では,学校から事務局まで,職員が,あらゆる面から子供たちを支え,子供たちの未来を創るために一丸となって働いています。より良い子供たちの未来,より良い広島県の未来を創るために一緒に頑張りましょう!
教育委員会事務局教育部生涯学習課(平成30年3月時点)
主事 右下 湧太
【配属歴】
平成27年4月~ 教育委員会事務局教育部生涯学習課 主事
東京で過ごした大学時代に帰省する度に,豊かな自然や文化など,改めて地元の広島県の魅力に気づかされ,地域の発展に関わる仕事がしたいと思うようになりました。県の仕事は経済,医療,福祉,教育などあらゆる分野に渡りますが,それらの基本となるのは「人」であり,県の未来を担う人を育て,地域づくりに貢献したいと考え,本県を志望しました。
私の所属する「生涯学習課」では,乳幼児から高齢者まですべての県民の皆さんが,生涯にわたって学び続けるための環境づくりに取り組んでいます。これまでに私は,読書活動の推進,生涯学習情報の提供,地域住民や大学生ボランティアの活動支援等に携わってきました。市町,公民館・図書館等の社会教育施設,大学や企業・NPO等の関係者をはじめ,地域住民の皆さんと関わりながら仕事を進めていく中で,たくさんの方々の豊かな学びや活動に対する熱い思いに触れ,自身の視野が大きく広がることに魅力を感じています。
広島県には都市も山も海もあり,県職員の仕事も多種多様です。その中でも教育委員会では,広島県を担う人を育て,未来の広島を創っていく大切な仕事を担当しています。皆さんも広島県の未来を創る仕事に一緒に挑戦しませんか!
教育委員会事務局スポーツ振興課(平成29年3月時点)
主事 田村 博子
【配属歴】
平成27年4月~ 教育委員会事務局スポーツ振興課 主事
幼い頃から教員を目指していましたが,学生時代に教育現場が抱える課題を知る中で「学校の先生を支えるために働きたい!」と考えるようになりました。地元である広島県で教員が「子供と向き合う時間」を少しでも増やすため,そして「日本一の教育県」を実現させるため,自分の力を発揮したいと思い志望しました。
「日本一スポーツが楽しめる広島県」を目指し,児童・生徒の体力向上や国民体育大会・オリンピック等に向けた競技力の向上に取り組んでいます。県民の関心が高いスポーツ行政に関わることに大きな責任を感じる一方で,県にゆかりのある選手が活躍すると,喜びもひとしおです。入庁してからは,県職員・広島市職員によるサンフレッチェ広島合同観戦の計画や,平成28年度に中国地方で開催されたインターハイの運営に携わりました。インターハイでは,日本一を目指す高校生の真剣な眼差しに胸を打たれ,自分の業務にやりがいを感じることができました。
友人との食事など,楽しい予定を積極的に入れて,仕事のモチベーションにつなげています。昨年の冬には,職場の先輩方と庄原市高野町で開催された雪合戦大会へ参加し,見事1勝することができました!
教育委員会の仕事は,学校の子供たちや教職員の活躍につながる大切な仕事です。教育に対する熱い思いと使命感を持った皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。