【主な職務内容】
情報システムの開発・運用,全体最適化,サイバーセキュリティ対策を行います。また,デジタル技術を活用した新規事業の企画・立案を行います。
【主な勤務先】
知事部局の各課 等
【研修制度等】
情報システム人材育成プラン(研修制度についてはP13~16)をご覧ください。
※配属歴の組織名・職名等は当時の名称です。
総務局デジタル県庁推進担当(令和5年3月時点)
主任 塚本 正太郎
【配属歴】
令和3年4月~ 総務局デジタル県庁推進担当 主事・主任
デジタル県庁推進担当では,令和3年度に策定した「広島県行政デジタル化推進アクションプラン」に基づき,各種取組を進めています。
私は,県庁のワークスタイル変革の取組として,庁内のペーパーレス化の推進や,AI・RPAなどデジタル技術を活用した業務効率化を担当しています。また、県が保有するデータのオープンデータの推進や,県内の市や町の取組(自治体情報システムの標準化・共通化や,デジタルデバイド対策など)への支援なども担当しています。
情報職の1期生として採用され,約20年間のシステムエンジニアの経験も活かしながら,庁内のデジタル化や課題解決に携われることにやりがいを感じます。
アクションプランの取組は,デジタル技術やデータを活用して,県民の皆様の利便性の向上を図り,より質の高い行政サービスへとつなげていくことを目指しています。
これからの人口減少を見据えると,行政にも解決すべき課題が沢山あると思います。一方世の中の流れとしては、DXによる新しい価値の創造などデジタルによる変革期の真っ只中にあると思います。今後も様々な事に挑戦していきたいです。
総務局 デジタル基盤整備課(令和5年3月時点)
主事 平松 智司
【配属歴】
令和4年4月~ 総務局 デジタル基盤整備課 主事
県職員全員が利用するコラボレーション基盤(庁内グループウェア)の運用や,ソフトウェアライセンスを始めとした情報資産管理をしています。コラボレーション基盤はメールや掲示板,チャット等の機能を持ち合わせており,県職員が業務を円滑に遂行するために欠かせないシステムのため,責任感を持って担当しています。
また,ローコードツールを使ったシステムの開発や庁内各種システムの開発・改修等にも関わっています。
私が県職員を志した理由の一つに「デジタル技術を業務や日々の生活に役立たせたい・より消費者に近い仕事がしたい」というものがありました。庁内システムは一緒に仕事をする職員がエンドユーザーになり,また,県民の日々の生活に寄与すると実感できる仕事も多いため,私自身の志と業務が合致していると感じています。
また,デジタル化の流れが加速し,IT人材の不足が叫ばれている現在,デジタル技術と地域社会の橋渡し役である行政情報職の持つ役割は重要です。広島県の情報職は,職種として新たに出来たばかりですが,だからこそ地域社会におけるデジタル技術活用の土台を築く大事な時期とも感じており,今後の広島県を左右する程のとてもやりがいのある仕事と考えています。
総務局 デジタルトランスフォーメーション推進チーム(令和3年8月時点)
主事 大久保 誠二
【配属歴】
令和3年4月~ 総務局 デジタルトランスフォーメーション推進チーム 主事
入庁して初めてデジタルトランスフォーメーション(以下,DXと表記)の仕事に携わっていますが,DXに関する情報を収集する中で,県,市町,企業とも本格的にDXに取り組んでいるところがまだ少ないことが印象的でした。まだまだ県内のDXを盛り上げる必要があると感じました。
私が所属するデジタルトランスフォーメーション推進チームは県庁内,県内各市町,県内企業のDXの取組を推進する部署で,県内の企業や事業者,教育機関,行政などあらゆる主体がDXに対する理解を深め,DXを実践することを促すために「広島県DX推進コミュニティ」を創設し,DXの基礎を学ぶ勉強会や先進事例を研究するセミナーなどを実施しています。
その中で私は県庁内や県内各市町のDXの「取組の支援」,DXを推進する「人材育成」等を担当しています。
○「取組支援」としては,DXを実践するにあたっての問題点の洗い出しや解決方法のアドバイス,取組事例等の情報提供
○「人材育成」としては,DX基礎研修(通称:みんなのDX研修・・・県内の企業,団体,官公庁に勤務されている方を対象に全50回開催予定)の企画
などを行っています。
これらは,私がこれまでシステムの仕事を通じて培ったデジタル技術の知識を活用でき,県庁内や県内各市町のみならず,県内の企業等を含めた幅広い方々の役に立てることに,大きなやりがいを感じています。
「情報職」というとシステム開発,保守,運用といった仕事を連想されるかもしれませんが,DXの取組に関連した仕事等,活躍できるフィールドは今後ますます広がるものと考えます。特にDXに関しては,デジタル技術を活用して現場業務を改善したり,行政サービスを向上させていくことができるやりがいのある業務だと思います。
興味のある方は是非チャレンジしてください。
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