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人事委員会ブログ(平成31年2月分)

印刷用ページを表示する掲載日2019年2月22日

人事委員会ではブログを開設しました!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
毎週更新していきますので,試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!

平成31年2月

2月22日(金) 専門家

人事委員会ブログ強化バージョン第10回目は,給与グループリーダー(白髪が気になる40代・男性)からお届けします。

突然ですが質問です。
職員の給与は条例で定められていますが,
大学卒業程度試験に合格し,4/1から行政職として採用される方の給料(初任給)は,条例のどこに書いているでしょうか。

職員の給料は「職員の給与に関する条例」に規定されています。
条例第4条に,行政職給料表は別表第1だ,となっています。
条例の後ろの方にある別表第1を見てみると,給料の額がずらっと表になっており,どれが初任給かは書いていません。
条例第5条には,初任給は人事委員会規則で定める,とあり,
数ある規則のうち「初任給,昇格,昇給等の基準に関する規則」の第10条を見ると,
行政職の初任給基準表は別表第14だ,となっています。
別表第14を見ると大学卒業程度試験の初任給は1級29号給とありますので,
条例の別表第1に戻り,1級29号給の欄に書いてある額が初任給,ということになります。
(本当はこれだけではないのですが省略します。また,諸手当の支給もあります。)

どうでしょうか。もう嫌になって途中で読むのをやめてしまったかもしれません。
逆に,面白いなと思ってもらえる方もいらっしゃるでしょうか。
私の場合,給料表の額は毎年変わるので覚えていませんが,
「大卒初任給は」ですぐに「1級29号給」と即答し,条例の別表第1を見て額を確認します。
こうなると,知らない人から見れば専門家っぽく見えるかもしれません。

給与制度に限らず,税の賦課徴収や許認可など,法律・条例に基づく業務はたくさんあります。
大学の法学部で法律を専門的に学んでいないので無理,と思うかもしれません。
でも大丈夫。安心してください。
私は文学部出身ですが,慣れれば複雑な制度も理解できます。

入庁すれば,すぐに専門家です。
興味のある分野から,関係する法律や条例に目を通してみてはどうでしょうか。
新たな世界が味わえるかもしれません。

人事法規集


2月15日(金) 新聞

人事委員会ブログ強化バージョン第9回目は,給与グループ主任(30代・男性)からお届けします。

職場での私の1日は,新聞のチェックから始まります。
なんと悠長な,と思われるかもしれませんが,職員の給与等に関する「調査・研究」を主な業務とする我々にとって,
国や他の都道府県の公務員に関する状況はもちろん,
民間企業における労働条件等に関する情勢やそれらがどのように報じられているかを知ることは,
中立・公正な人事行政の専門機関として仕事を進めていく上で非常に大切なことで,
毎朝一定の時間をかけて丁寧に新聞をめくっています。

私の県庁での1日が新聞から始まるように,私の県庁生活も実は新聞がきっかけで始まりました。
というのも,元々公務員には縁もゆかりもない民間企業で働いていた私ですが,
当時広島県が初めて実施する社会人経験者を対象とした職員採用試験の
新聞記事を目にしたことが広島県を受験するきっかけになりました。

もし,あの日,あの新聞記事を目にしていなければ,今とは全く別の人生を歩んでいたのかもしれないと思うと,
新聞が与える影響の大きさを感じざるを得ず,毎朝の新聞チェックにも自然と力が入ってしまいます。

個人的な事情はさておき,中立・公正な人事行政の専門機関の一職員として,今朝も新聞をめくって1日の業務の始まりです。

新聞


2月8日(金) 公用車

人事委員会ブログ強化バージョン第8回目は,審査グループ主査(男性,40代,ブログ歴0日)がお届けします。

県庁に限らず,仕事に出張がつきものであることは,想像に難くないところです。
その際,出張先によっては,公共交通機関を利用したのでは,円滑な移動が困難な場合も少なくありません。
このような場合に頼りにしているのが,“公用車”です。

県庁には,所属している部署にかかわらず,事前に予約をすることで,利用することができる公用車があり,
自前の公用車を持たない人事委員会事務局の職員としては,非常に助かっています。

先日,公用車を利用して,三原市内にある県立学校まで出張に行ってきました。
今回利用したのは,ガソリン車よりも燃費性能に優れたディーゼル車です。

公用車

途中,高速道路を利用しましたが,事前に貸与を受けていたETCカードのおかげで,
ノンストップで通過できました。

インター

人事委員会事務局では,職員の勤務条件等についての調査・研究を行っており,
出張先の県立学校では,教職員の方々の勤務や健康管理の状況等について,様々な話をお聞きすることができました。

帰庁前には,翌日の公用車の利用者が困らないよう,ガソリンスタンドに立ち寄り,
事前に貸与を受けていた注油カードを使って,軽油を満タンにしました。
(「軽油でお願いします!」と強調したことは言うまでもありません。)

帰庁してからは,公用車の使用簿に,経路,走行距離,安全点検の状況等を記載し,
鍵と一緒に返却して,無事出張の終了です。

ということで,ここまで,いかにも自分で公用車を運転した感じで書いてしまいましたが,
実際は,一緒に出張した若手職員が快く運転を担ってくれたので,
自分は助手席で楽をしていただけ(若手職員よ,ありがとう!)
もとい,公用車が事故を起こさないよう,助手席で運転者と一緒に信号や左右を確認していたのです!

ブログを読まれている方の中には,自動車の運転免許は持っているけれども,
実際に自動車を運転する機会が少ないため,いわゆるペーパードライバーの状態にある方も少なくないと思います。
入庁後の公用車利用を見据え,少しずつ運転の感覚を取り戻しておくのも,よいかもしれません。
(その際には,くれぐれも事故のないよう安全運転で!)


2月1日(金) 勉強会

人事委員会ブログ強化バージョン第7回目は,給与グループの主任(女性,30代)がバトンを受け取りました。
ちなみに,6月20日のブログの筆者によくお菓子をあげている先輩の一人です。

給与グループは,その名のとおり,給与制度に関することを担当しています。
給与の水準や制度について,民間や国,他県との均衡が図られるよう,
様々な調査・研究を行い,議会と知事に勧告するのが主な仕事です。

とても大変な仕事ですが,グループ員全員で和気あいあいと,時には熱く議論しながら働いています。
(広島県の勧告については,10月5日のブログをご覧ください。)

また,他の都道府県,特に中国地方の人事委員会事務局の給与事務担当者同士で議論することもあります。

先日,その中国地方の人事委員会事務局の給与事務担当者が集まって勉強会を行いました。
本年の勧告の内容について発表しあったり,来年度に向けての課題について意見交換したりしました。

会議室入口

同じ地方公務員でも,各団体によって,給与制度は少しずつ異なっています。考え方も様々です。
いろんな意見を聞くことができて,ものすごく勉強になりました。

また,普段はメールや電話だけでお話ししている方たちと,直接お会いできる貴重な機会でもあります。
やはり,実際に顔を見ながらだとコミュニケーションも取りやすく,議論も盛り上がりました。

勉強会の後は,「勉強会第2部」も開催されました。
おいしいお酒と牡蠣のおかげで,議論はさらに盛り上がりました。

打ち上げ

こうした勉強会の議論などを生かしながら,これから入庁してくる皆さま達のためにも,
今後とも,より良い給与制度づくりに努めていきたいと思います。


他の月のブログは,こちら

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